けんちくや

村野藤吾〜宝塚市役所

久しぶりに村野藤吾が設計した宝塚市役所を訪れる機会があった。 何年振りかの往訪だった。 それにしても、プロポーションの端正さ。 最近はプロポーションに打たれるような建築は少ない。 ブルネレスキ、アルベルティ、ミケランジェロ・・・・その頃は、プ…

名建築で昼食を関西編

日常がドタバタしていて、ドラマを見ようという気にならないのであるが、 それでもこれは見たいというものがある。 テレビ大阪で以前放送していた「名建築で昼食を」というドラマの続編。今度は関西編だ。今年制作、放送するらしい。あの2人がどういう理由で…

イケフェス2021

今週のお題「読書の秋」 村上春樹さんが書いた古いクラシック音楽レコードの本を読んでいます。 これを読んでいたらレコードを聴きたくなります。 船場ビルディング Ai nikkor 35mm f2 Kodak Tri-X さて、今週もネタなし、忙しく、すき間時間にApple Musicで…

徳島の新しいホール

今週のお題「今月の目標」 正月休める目途をつけることです。 こんど新築される。徳島文化芸術ホールのプロポーザルの結果が発表された。選定されたグループの提案内容は少々驚いた。このブログではその提案内容を載せると問題起こりそうなので載せないが、…

日本人に人気の美術館ランキングをみて

yahooのサイトを見ていたら、日本人に人気の美術館ランキングというのが出ていたので、興味深く見ていた。トリップアドバイザーがまとめたようだ。 「日本人に人気の美術館」ランキングNo.1が決定! 「大塚国際美術館」を抑えて1位になったのは?(ねとらぼ…

リチャード・マイヤー〜MACBA

2019年に旅行したバルセロナでの、お話。。。 バルセロナというところは、ガウディグレートな街である訳だが、 近代・現代建築もなかなかに充実している。 ホセ・ルイ・セルトのミロ美術館、 ジャン・ヌーベルのトーレ・アグバール、 日本人としては忘れられ…

今年のイケフェスはオンライン開催

日本最大の建築フェスティバルとも言われているイケフェス。 今年は社会情勢の影響でオンライン開催だ。 ikenchiku.jp 建築を体感したい人にとっては、リアルで空間に身を置きたいかもしれないが、 遠方からでも、気軽に参加できるのはいいかもしれない。 写…

名建築で昼食を〜国際文化会館

今、はまって見ているTV番組のお話。 テレ東系でやっている「名建築で昼食を」を気に入って見ている。 名建築を見て、うんちくを語り、ランチを食べるという番組だ。 今までも、フランク・ロイド・ライトや村野藤吾の番組を興味深く見ていた。 次回は、設計…

音響設計

日本が世界に誇る音響設計事務所の創立者が逝去された。 コンサートホール 株式会社 永田音響設計 -NAGATA ACOUSTICS- コンサートホールの実績を見ていたのだけど、錚々たるラインナップに改めて驚いた。 帝国。音響の帝国だ。 ヘルツォーク&ド・ムーロンが…

山田守〜京都タワー

原広司設計の京都駅から 山田守設計の京都タワーをみる。 ここからのアングルは結構お気に入りです。 建設当時は一大景観論争を巻き起こした京都タワー。 京都駅ビルのときも景観論争はあったけど、京都タワー建設のときは司馬遼太郎、川端康成、土門拳、建…

太陽の塔

太陽の塔です。北摂民にはおなじみの太陽の塔であるが、今、内部公開が始まっていて、話題になっている。 Konica HEXAR 遠くからは何度も見ている太陽の塔だけど、近くで見たらすごい迫力だ。 迫力。 改めて、強烈な造形であることを認識した。 写真には撮ら…

金沢の鈴木大拙記念館

正月明けに金沢に旅行に行ってきました。ブログ記事を書くのに大分時間が経ってしまった。観光名所に、美味しい食べ物、いろいろ満喫したけど、素晴らしい建築にも巡りあえた。感銘を受けたのは、谷口吉生設計の鈴木大拙館だ。 www.kanazawa-museum.jp 谷口…

船場ビルディング

ちょっと前になるけれど、大阪で開催された「生きた建築フェスティバル」通称イケフェスというのに行って来た。日本でも最大級の建築フェスティバルということだ。 ikenchiku.jp 森光子や司馬遼太郎も住んでいたという西長堀アパート、北浜のイタリアンが入…

台中歌劇院とワーグナー〜ラインの黄金

しばらく前に、台中メトロポリタン・オペラハウスが竣工した。 ネットでいろいろと画像を見ていた。 matome.naver.jp ユーグリッド幾何学の世界から、トポロジー幾何学の世界へワープしたようだ。 でも、ホールは音響の制約があるから、わりかし常識的じゃな…

フランク・ロイド・ライト〜旧山邑邸

阪急神戸線の芦屋川駅から、山手を見るとフランク・ロイド・ライト設計の旧山邑邸が(現ヨドコウ迎賓館)見える。神戸線に乗るたびに何度も車窓から見ていて、行きたいなと思っていた。まあいつでも行けるかと思っていたら、なかなか行かなかった。今回は友…

ビーバー〜ロザリオのソナタ

大阪府の茨木市に、世界中の建築を学ぶ者が訪れる教会がある。 建築家安藤忠雄の初期の代表作。光の教会。 シンプルな空間だけど、濃密。 一見ほんとにちっちゃい、コンクリートの箱だけど。 教会正面から差し込む光の十字架が劇的で、 ああマタイ受難曲(?…

出雲大社のモダニズム

旅行で出雲大社に行った。 近代建築が好きな人にとって、出雲大社といえば、頭の中に真っ先に出てくるのは、菊竹清訓が設計した庁の舎じゃなかろうか。私も庁の舎を見たいと思っていた。 出雲大社の境内を歩きながら、いつ菊竹の建築は出てくるのだろうと、…

京都、ダリ展、ロームシアター京都

久々に京都の街を歩いた。その日はとても暑く、クソ暑く、目の前に見える建物もバターのように溶けそうだ。自分の体も溶けそうだ。目の前に見える時計も溶け出してぐにゃと曲がって見える。そうだ今日はダリ展を見に来たんだった。 ダリの若い頃の絵は印象派…

祝 ル・コルビュジェ

今回はいつもと趣旨を変えて、建築のお話を。ル・コルビュジェの作品が世界遺産に登録されて、東京上野の西洋美術館も世界遺産になるということで、何か書いてみようと思う。記憶の劣化により、ちょっと違っている記述もあるかもしれないです。 欧州で近代建…

京都〜ラーメン

びわ湖のオペラハウスに行った後に、私が密かに楽しみにしているのが、京都のラーメンであります。 JR京都駅を降ります。ちなみにこのJR京都駅ビルは私のお気に入りの現代建築であります。コンペの時はこの案はなかろうと思っていたけど、できてみると人々の…

徹底取材、大丸心斎橋店

年末の大阪ミナミを歩いて来ました。向かう先は、今年でほんとうに見納めになってしまった大丸心斎橋店本館。この建物を私は、心斎橋の文鎮と位置付けておりましたが、文鎮の外れた心斎橋は今後どのようになって行くのでしょう。建築のファサード(外観)だけ…

大丸心斎橋店

心斎橋のアールデコの傑作、大丸心斎橋店もいよいよ建て替えのため解体ということで、感慨深いのであります。この心斎橋店は大丸松坂屋の統合前は本店(ほんみせ)でありました。心斎橋のシンボルであり、私が思うにミナミのおされゾーン心斎橋の文鎮のよう…

ヴェルディ〜フェニーチェのラ・トラヴィアータ@フェスティバルホール

フェスティバル・ホールがオープンしました。着工の時は、完成はまだまだ先だなと思っていても、竣工はあっと言う間にやってくる。最新の耐震技術をつぎ込んだ文化の殿堂です。これからはここが大阪のイベント好きのプラットホームとなり、レ・ミゼラブルも…

多摩美術大学図書館

建築家伊東豊雄氏が、建築界の権威あるプリツカー賞受賞ときいて、記念ポストです。氏とは知り合いでも何でも無いですけど、日本にとってはめでたいことだと思います。今迄の日本人受賞者は、丹下健三、槇文彦、安藤忠雄、SANAAのお二人に続いての6人目だと…

ニーマイヤー逝く

ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーが逝去された。享年104であった。これで、モダニズムの巨匠の時代は本当に終わってしまた。今回のポストはすんごく久しぶりにケンチクのことを書いてみたい。1920年代にル・コルビュジェ、ミース・ファン・デル・…

チャイコフスキー〜ヴァイオリン協奏曲

世間的にはラ・フォル・ジュルネ。今日はFMで東京国際フォーラムからの中継を聴いていました。今年はロシア特集。ところどころで子供の鳴き声、叫び声がするのはご愛嬌。「春の祭典」とか聴いていたのですが、曲が苦手でちょっと入っていけない。私ももうち…

京都〜N邸

秋の京都。紅葉のシーズンはまだだけど、人出もまだそんなに多くないこの時期は良かったかもしんない。吉田五十八設計のN邸へ行ってきました。なので、今日はケンチクねた。 N邸は贅沢な庭に囲まれている。なんともいわくありげな石が絶妙に配置されている。…

東光園

今日はどっぷりケンチクねた。米子は菊竹清訓設計の東光園(1965年)に行ってきました。皆生温泉でおんせんも満喫したけど。この建築は雑誌には名作として紹介されているのですが、失礼ながら私は今までその素晴らしさが理解できていなかったです。でも行っ…

慈光院

] 前からいきたいと思ってて忘れていた慈光院。思い出したので行ってきました。奈良・大和小泉へ。 慈光院て、大徳寺派らしいというのを、入口の看板で見る。大徳寺はこのみである。大徳寺は京都・紫野の大寺で茶の文化で有名なところ。アプローチはダンジョ…

オペラハウス日常のつづき

ブログのタイトルが建築屋〜うんぬんかんぬんなので、建築の記事。何ヶ月ぶりだろう。書いてみたくなったのは、建築家伊東豊雄さんデザインの台中オペラハウスのこと。オペラハウスはその街の顔みたいなもんなんで、デザインに気合いが入る訳であるが、この…