しばらく前に、台中メトロポリタン・オペラハウスが竣工した。
ネットでいろいろと画像を見ていた。
ユーグリッド幾何学の世界から、トポロジー幾何学の世界へワープしたようだ。
でも、ホールは音響の制約があるから、わりかし常識的じゃないかな。
ホワイエの空間は唯一無二。
なにか地中のなかに潜っていく感じ。
まるで、ワーグナーの楽劇ラインの黄金で、登場人物が地中に下っていくようだなと思った。
こうゆうところで、ワーグナーやったら素敵だなと思った。
と思ったら、こけら落としはワーグナーのラインの黄金だったようだ。
この楽劇のプロローグはやっぱりいい。
ライン川のたゆたう流れが見えるようだ。(実際にライン川を見たことはないが)
Das Rheingold (Complete) (Comp)
- アーティスト: Vienna Philharmonic Orchestra,George London,Richard Wagner,Georg Solti,Kirsten Flagstad,Set Svanholm
- 出版社/メーカー: Decca Import
- 発売日: 2008/06/02
- メディア: CD
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以前、ハイライト盤をよく聴いていた軟弱者なので、最初のプロローグから指輪強奪の上愛を捨て世界征服宣言のくだりと、最後の空虚な入場シーンが印象に残ります。
この作品からわたしが受け取る教訓は、他人のふんどしで勝負したらあかんということ。
策を弄して、ワルハラ城を建設してしまい、後で苦しくなってしまうヴォータンを見て思うのであります。
過去記事。。。もう、5年も経ったのか。。。脂汗。