こんど新築される。徳島文化芸術ホールのプロポーザルの結果が発表された。選定されたグループの提案内容は少々驚いた。このブログではその提案内容を載せると問題起こりそうなので載せないが、興味のある方は「徳島文化芸術ホール」で検索してほしい。
 何に驚いたのかというと、ホールにありがちな外観とはかけ離れた形で、花咲くテラスが連続すると言う形態だ。花びらの形をした平面形状の屋内や半屋外のコンクリートデッキが様々な高さで連続する。各テラスからは様々な場所から阿波踊りの様子が見ることができるという。普通ホールというと大ホールのところにいかにも大ホールがありますという四角いボリュームが存在感宜しく出てきがちだけど、こちらは雲の連続のようなコンクリートのデッキが連続していて、威圧感は少ないのでは。世界でもこのような外観のホールはないと思う。
 しかしながら、このイメージを大事にするには柱を極小まで小さくして柱の存在感を消すのが大事だなあと思う。地震国の日本でどこまでできるのか。
 ホールの中身であるが敷地の制約もあり、舞台のそでが小さい。新国立劇場びわ湖ホール並みに舞台と同じ大きさが上手下手後方に3面分取れていると大掛かりなオペラなどなんでもできるのだが。敷地制約もあるので仕方ない。
 いずれにしろ世界でも類を見ない形のホールができるの楽しみではある。音響もよく作って欲しいです。そういえば徳島市は行ったことなかった。こちらでコンサートを聴いて、ラーメン食べて、眉山に登るものいいですね。