音響設計

日本が世界に誇る音響設計事務所創立者が逝去された。

コンサートホール 株式会社 永田音響設計 -NAGATA ACOUSTICS-

コンサートホールの実績を見ていたのだけど、錚々たるラインナップに改めて驚いた。

帝国。音響の帝国だ。

 

ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したハンブルグのエルプフィルハーモニー、フランク・ゲーリーが設計したベルリンのピエール・ブーレーズ・ザール。同じ設計者のロスのディズニーコンサートホール。ジャン・ヌーベル設計のパリ・フィルハーモニー。我らが伊東豊雄さんの台中メトロポリタン・オペラハウスも。

そういえば、ジャン・ヌーベルがやったパリのアラブ研究センターを見た時、かっちょよさに悶絶したなあ。現代最強の建築家のひとりでもあるヘルツォーク&ド・ムーロン設計のプラダ南青山も面白かった。フランク・ゲーリーはその昔は神戸で魚のオブジェを作っている人ぐらいにしか思っていなかったけど、いつの間にかまともな建築を作るようになって(まともじゃないという意見もあるでしょうが)大家になりました。もし、ザハ・ハディドが生きていたら、この人らとわいわいと派手にやりあっていたでしょうね。

話が逸れてしまった。

国内でいうと、クラヲタ聖地のサントリーホール。ヲタにとってはもはや説明不要のホールですね。

そういえば、クリスマスイブイブ にBCJのコンサートでヘンデル作曲のメサイヤを聞いたことがある。最初に行った時は販売されている飲み物がサントリーだったので印象に残った。後で考えたら、サントリーがやってるホールだから、サントリーが出てくるのは当然だな。

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 大阪っこにとっては、フェスティバルホール

 新生フェスティバルホールができてから5年。

すっかり、板についてきました。

こけら落としは、ベネチアのフェニーチェ歌劇場だった。

当時、なんでフェニーチェ?と思ったが。

今、考えると水の都つながり?あっ、そうか。

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それから、行動範囲内にあって、時々行くのは西宮の兵庫県立芸術文化センター

梅田から阪急特急で10分で行けるので、便利。

阪神淡路大震災復興のために作られたセンターですね。

ここのホールは響きを抑えているような印象あり。

監督は佐渡やん。

印象に残っているのは、やはり我らが佐渡やんが振ったオペラですかねえ。

一番好きなのは、バーンスタイン作曲のキャンディードだったけど、過去記事見当たらないので、ヨハン・シュトラウスのこうもり。。。

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 小ホールにも行った。

アン・サリーさんのライブ。これも良かった。

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とまあ、永田音響設計さんにはいろんなところでお世話になっているなあと思った1日でありました。

 

今日、聴いた曲。シューベルトピアノソナタ第21番(ケンプ)。

ヨドバシ梅田のハーベス・スピーカー視聴会で、中島みゆきバーチャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲(チョン・キョンファ)など。