ツアーの最終ライブ 大阪城ホール公演だ。(略称:城ホール)
大阪城公園を降りると官民連携で綺麗に整備されたカフェやレストラン群を抜けて城ホールへと向かう。以前は何もなかったが、いつの間にか、楽しげな空間になっている。目の前に見えるガラスのモノリスのようなやつはクリスタルタワー、日本のインテリジェンスビルの先駆けだ。いつのまにやら、船着場もできていた。
いわゆる、スタンディングで拳を突き上げるようなライブには行ったことがないので、不安があったが会場に入ると、バッハのマタイ受難曲がながれ、厳かな雰囲気であった。ああ、このどっしりとした感じはリヒター指揮のミュンヘン・バッハ管弦楽団か。ここで1万人のマタイ受難曲コンサートをやってもいいのではないか。いや、それはどうでもいい。
8000人の会場が満席だった。いつも2000人ぐらいのホールしか行かなかったので、すごい群衆でビビる。キングダムで言うと少し前の飛信隊がこのぐらいか。もはや軍だ。
メンバー登場で会場スタンディング。
2曲目の「星空のディスタンス」でのりのりになった。
もうこの曲はベストテン見てて、もう細胞に染み付いているので、拳を突き上げちゃいました。桜井さんのボーカルが突き抜けていて、67歳でこれだけ声が伸びるのかと驚嘆する。
坂崎さんにしても、高見沢さんにしても、この年齢でこれだけ、背筋がピンと伸びて、エネルギッシュ。いや、年齢のとこばかり言うのは失礼であるが、びっくりした。
個人的に盛り上がったのは、「ファンキーキャット」という新アルバムからの曲。彼女に振られたとかついてない歌詞が続く曲だが、ライブでめちゃくちゃ盛り上がる。高見沢さんのギターがドラえもんだった。
もう一つ、ライブでは定番らしいが「SWEAT&TEARS」という曲が燃えましたな。
まさに灼熱。8000人が一体になった。
家に帰ってきて、このアルバムを聴いて追体験しております。
本ブログの年内更新は、これで最後です。
本年は年初で、もっとライブに行きたいなと思っておりましたが、結局一つだった。
でも、その一つは新境地。
来年はそうですね。
マタイ受難曲とか行きたいですが、関西はないみたい。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。