2012-01-01から1年間の記事一覧

ピアソラ〜ブエノスアイレスのマリア

今日は湿気がもわっと来ました。こういう日はクラシックの濃厚はやつは気分的にマッチせず、シュトラウスの英雄の生涯を途中で停止、シュトラウスはんメンゴ、英雄の半生になってしまった。そしてNaxosのピアソラを取り出して見る。 このNaxos 盤、音がとっ…

パーセル〜Fairest isle

ある日のことであった、難波のタワーでBISレーベルSACDのセールがあった。スエーデンのBISレーベルはいつも透明感のある綺麗な録音というイメージがある。私は松蔭で録音されたバッハ・コレギウム・ジャパンのをよく聴いている。興味が向いてなにか1枚選ん…

バッハ〜ヨハネ受難曲

大フィルの定期公演へ。ヘルムート・ヴィンシャーマンさん指揮のヨハネ受難曲行って来ました。マタイと並び称されるこの曲、実は聴いたことなかったのですが、私にとってのアイドル、セバスチャン・バッハの代表的な宗教曲であるし、たぶん楽しめるだろうと…

ショパン〜バラード第3番

午前中仕事終わらせ、いや終わってないけど、シンフォニーホールへ。フレディ・ケンプくんのリサイタルに行ってきました。 プログラムは・・・・ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調…

水戸芸とか、フォーレ〜見よ、忠実な僕を

タイトルを書いたら赤面してしまった。フォーレのラシーヌ雅歌にピンと来て、ああ私もフォーレに開眼かあという感慨を抱きつつ、フォーレの合唱曲を聴き始めました。フォーレ:ラシーヌ雅歌他アーティスト: オールディス(ジョン),グループ・ヴォーカル・ド・…

マーラー〜交響曲第7番夜の歌

西宮ヘマーラー7番を聴きに行ってきました。@兵庫県立芸術文化センター。広場では休み日のお昼ともなると、こんな感じで皆さん思い思いのときを過ごしております。いつもダンスの練習をするグループを見かけるのですが、コンサートが終わってからもまだダ…

林檎嬢とか、シューマン・ピアノ協奏曲とか

阿倍野ハルカス、大空に向けてにょきにょきと続伸中。このあいだ、新世界をぶらついていた時に逢坂下ルあたりで撮ったもの。すでにかなり高くなってきた。そりゃあ、スカイツリーはこの倍の高さだし、ドバイには800mのビルがあるんだが、阿倍野あたりでは他…

新世界とか

こないだ、Metのてっぱんオペラ、椿姫に行った日に新世界いってみた。 やっぱ、これだな〜。 通天閣の横にあるこの塔なかなか素敵と思ってしまう。見てるとなぜかロシアのなんかと似ているような。検索すると見つかった。これだ。 ロシアの建築家メリーニコ…

Met〜椿姫

ヴェルディの椿姫、地球文明圏を代表する悲劇のヒロイン・オペラであるが、やはりこの作品の出来はヒロイン、ヴィオレッタにかかっている。私が思うにヴィオレッタは、明るくウイットに富んでいてほしい。ストーリーを俯瞰するにその方が自然だと思う。たと…

チャイコフスキー〜ヴァイオリン協奏曲

世間的にはラ・フォル・ジュルネ。今日はFMで東京国際フォーラムからの中継を聴いていました。今年はロシア特集。ところどころで子供の鳴き声、叫び声がするのはご愛嬌。「春の祭典」とか聴いていたのですが、曲が苦手でちょっと入っていけない。私ももうち…

ワーグナー〜ジークフリートのラインへの旅

タワーでぼーっとしていたら、キングレコードの朝比奈隆大フィルのワーグナー名演集というのが目に入って、手に入れて聴いていました。ワーグナーの神々の黄昏の最初の方のシーン。ジークフリートのラインへの旅。テンポゆったりゆったりでした。やっぱり、…

ショパン〜ピアノ協奏曲第1番

先のポストで、大公トリオについて書いて、それからしばらくルービンシュタインのショパン・ピアノコンチェルトとハイフェッツのチャイコフスキーを聴いていたのだけど、時代を築いた演奏家のレコードを聴いていて改めてすごいなあと感心している今日この頃…

ベートーベン〜ピアノ三重奏曲大公

かぜひいて寝込む。こんなときでも音楽はきく。がつんと響く交響曲はちょっとしんどい。バーンスタインのマーラーのライブ盤を手に入れたんだけど、マーラーはむり。9番なんて奈落に落ちていきそうでむり無理。室内楽にする。ベートーベンのピアノ三重奏曲…

飛火野

今日はイースターでお釈迦様の誕生日。というわけでもないが奈良公園近辺でぶつぞう。桜はまだちょっと早かったみたいで、ぶつぞう散策になりました。県庁屋上からの若草山や大仏殿の景色がお気に入り。 この県庁はなにげにかっこいい。訪れる人たちは見向き…

シューマン〜ピアノ四重奏曲

天気のいい昼間にコーヒーでも飲みながら、音楽でも聴いているとなんとも至福であります。現実は明日のだんどりをああしてこうしてとか、頭を霞めたりするのだけれど、むりやり封印。今日はこれ聴いてました。アルゲリッチ姐さんのシューマンピアノ四重奏曲…

大フィル大植英次音楽監督退任

年度末はひとつの節目、今日はシンフォニーホールで大植英次指揮大阪フィルでブルックナーの8番が演奏された。今日で大植英次音楽監督さん退任である。退任にあたっては面白いことにファンからの投票でプログラムが決定された。私は監督得意のマーラーかな…

Spring has come.〜スプリングソナタ

昨日は大阪に春一番もふいて、ようやく春かなあという感じになってきた。電車に乗ってって、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番を聴きながら、車窓の風景を眺めていたんだけど、ちょっぴり優しく感じられる風景にやっぱりこの曲は最高なのであった。V…

淀屋橋駅

大阪の淀屋橋です。市役所があり、銀行とか生命保険会社が立ち並ぶところです。ここの地下鉄の駅の壁がしばらく前にひっぺがされて、内装をやりかえるのかなあと思っていた。ところがいつまでたっても工場が始まる様子なし。半年以上もそのまま。さては市長…

ワーグナー〜タンホイザー

タンホイザーを見にびわ湖ホールへ。ひさびさの生オペラなので、ちょっとはましな格好して行こうかと思ったけど、やめた。ワーグナーのオペラは上演時間が長いし、耐久力勝負なので、楽な格好が一番だ。 開演にあたって震災から1年ということで指揮者沼尻さ…

バッハ〜マタイ受難曲

聖トーマス教会合唱団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のマタイ受難曲。 ザ・シンフォニーホールへ。やっぱり、ライプツィヒはバッハの暮らしていた街だし、 本場もんという感じがする。大阪のたこ焼きとか、津山のホルモンうどんとか、富士宮のや…

Met〜エンチャンテッド・アイランド

ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラモー夢のコラボ。というか後世の人が、彼らをリスペクトし、ピースをつなぎ、物語を与えリニューアルした作品。この手法をパスティーシュというらしい。バロック時代の作曲家は自分の作品のピースをつなぎあわせて1作品作ってい…

バッハ〜カンタータ第180番

仕事が激烈ぎみなので、今週通勤途上携帯プレーヤーを聞きながら思ったよもやまごとです。またバッハ。教会カンタータの第180番。1724年初演。どうもいろいろ追い詰められて来るとバッハ率が高まってくるようである。この名曲はカールリヒターさんの盤を…

バッハ〜パルティータ第4番BWV828

朝、カフェでぼーっとパンをかじっていたら、聞こえてくるステキな調べ。この音楽は何だろうと思って、 iPhoneのアプリで調べてみたら、バッハのパルティータ第4番だった(便利な世の中になったもんだ)。そういえばこの曲は、iPhoneに入れていたけど、あま…

ショスタコーヴィチ〜交響曲第7番レニングラード

寒い日が続きます。昔は三寒四温といって、寒い季節にも日和があったような気がするが、今は寒気団がはりついていてずっと寒い。といっても氷点下まではいっていないし、地域によってはもっつと寒いところもある訳で、寒い寒いを連呼している訳にもいきませ…

ディ・カプア〜オー・ソレ・ミオ

今日はこれ聞いていました。最強テノール、ジュセッペ・ディ・ステファノのナポリ民謡集。ザ・ベスト・オブ・ナポリタン・ソングアーティスト: ステファノ(ジュゼッペ・ディ)出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン発売日: 2010/09/22メディア: CD クリッ…

MET〜ファウスト

年が明けて、大阪はえべっさんも終わり、だんだん通常運転になってきた。オペラが見たいとうずき出す。Metファウストを見に難波パークスへ、映画館でお手軽オペラはすっかり定着してしまった。人類文学の金字塔ゲーテさんのファウストはぜんぜん読んだことは…

ジルベスター・コンサート

昨年のラストコンサートというべきか、今年最初のコンサートと言うべきか。大晦日の夜兵庫県立芸術文化センターへジルベスター・コンサートに行ってきました。佐渡裕芸術監督プロデュースです。ジルベスタは初めてだったのですが、お祭り騒ぎのてんこもり。…

ブログタイトル変更します

2012年になりました。 去年は震災・原発・水害いろいろあったので、今年は平穏な年になってほしい。 さてこのブログは、毎度のタイトル変更を行います。2010年 建築屋文左衛門の名誉ある撤退 2011年 建築屋文左衛門の秀逸なる逸脱 そして、 2012年 建築屋文…