びわ湖ホール

先週の土曜日にびわ湖ホールに初めて行った。
ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を見るためだ。
オペラも良かったが、まずびわ湖ホールのロケーションの素晴らしさにこころを引かれた。

ホールのホワイエは、長大なガラス貼空間になっていて、開放感あふれるびわ湖の眺望を楽しむことが出来る。
それにしても水辺の風景というのは、いい物です。
水面の揺らめきは、人のこころを安定させる効果がありますね。

びわ湖ホールのロケーションの素晴らしさは、
ホールホワイエとびわ湖の間に遊歩道があることだと思う。
自然を静的に見るだけではなくて、
遊歩道をジョギングしている人、犬の散歩をしている人など思い思いの時間を過ごしている人がいて、
背後にびわ湖の姿が見えてくる。
道行く人々も、ホワイエにたむろする我々を見て、「なんかやっとんな〜」と思っているのだろうか?

ワーグナーの楽劇を生で聞くのは初めてで、楽しみにしていた。
ワーグナーのカタルシスを感じることが出来ました。
12月の東京の「トリスタンとイゾルデ」も行きたくなってきたが、
もうチケットはないんだろうな。