ワーグナー〜リング

今週のお題「夏物出し」

夏物の用意としては、長年着てよれよれになってるグレーのポケT、パラブーツのデッキシューズ、白靴下ぐらい。

レンズはAi AF Nikkor 20mm f2.8だったと思う

さて、クラシック音楽のテレビとして、清塚さんの番組をよくみているのだけれど、この間はワーグナーの特集だった。清塚さん曰く、ワーグナーは自我の塊。同意。

以前、岩波文庫からでていたワーグナーさんの自伝を読んだが、ワーグナーさんはしばらく作曲をしていない時期があって、久しぶりに作曲する時、果たして自分は曲が書けるのか恐かった。しかし、紙にペンを入れるや否や、書ける。書けるぞ。うお、俺ってすげー。うおおおお、俺って天才。となったそうな。こんなことを自伝に書いてしまうので、とんでもない自信家です。

テレビに沼尻さんが出演されてた。びわ湖ホールトリスタンとイゾルデの愛の死が出てきて、胸熱だったな。

バイロイドの劇場の1/50スケールの模型は分かりやすい。私はたまに自治体さんに営業に行くこともあるけど、ある時芸術文化の部署にいって話していた時のこと。担当者が劇場のことを喋っているけど、これはどう考えてもバイロイドだろってことがあった。あ、それバイロイドですよねっとはいわなかった。こういう時は相手に気持ちよく喋っていただくのが一番かと。

リングの難点はやはり、15時間と長いことで、聴く時間がないのでハイライト盤を手に取ることが多い。ワグネリアンからしたら考えられない、怠惰、反革命分子なんだろうが。ショルティ指揮、ウィーンフィルの歴史的録音を2枚にまとめたCDを聴いている。これは、東京に長期出張していた時に、手元にまったくCDがない時に、有楽町のhmvで買い求めた数枚のCDの中の一つ。CDウォークマンBOSE M3というミニマムなシステムで良く聴いていた1枚です。久しぶりに聴いたら、胸熱になった。

Der Ring Des Nibelungen (Great Scenes)