平成最後のクラ聴き〜ブルックナー交響曲第5番

いま世の中(日本限定)で盛んに言われている平成最後の〜、

私も書いてみよう。

平成最後のクラシック音楽聴きはブルックナー交響曲第5番。

朝比奈隆指揮、そしておらが街のオーケストラ、大阪フィルハーモニーの演奏の盤を聴いた。

私は、ブルックナーの熱心な聴きてではない。

クラシック音楽を聴きだしたのが、平成からなので、朝比奈さんの指揮する姿は直接見ていない。

でも、この盤を聴こうと思ったのは、平成の間に体感したライブでこりゃあ、すごいなあと思ったのは、高関健指揮、大阪フィルハーモニーブルックナー交響曲第5番だったことを思い出したからだ。

ライブは、時に何かが降臨したような、壮絶な場を作り出すことがある。

以前、芝居をよく見ていた時期があるが、同じ公演でも、神がかりな日もあるが、凡庸な会があったりする。ずっと、芝居を見続けていると、年に1、2回は、それこそ電流で体を打たれるような芝居を見ることがある。

その時の、大阪フィルの演奏会がまさにそうだった。ブルックナーの5番はCDも聴いたことがなかったのに、なぜチケットを取ったのかも思い出せない。

演奏会が終わって、呆然、口はあんぐり。

大フィルはやはり、ブルックナーなのか。

私は、演奏が終わってから、ブラボーは言わないのだが、

唯一この時は口走りそうになった。

思えば、あの時は何かが舞い降りてきたのだと思う。

それは、ブルックナーか。

おっさんか。

ブルックナー:交響曲第5番 (xrcd)

朝比奈さんが、丹下健三の代表作、東京カテドラル・サンタマリア大聖堂で振ったCDも購入したなあ。こうゆうカテドラルとこの曲の相性は良さそうだ。わんわんと音が響く。しかし、このCDはどこにいったのか。。。

 

天下茶屋設計事務所に勤めていた人が、ああ朝比奈さん、天下茶屋うどん屋でうどん食べてたよ。という、話を聴いたことあり、たしかに実在していたんだなと思ったことがあります。

 

さて、令和はじめての投稿は何の盤にしようか。

いや、この10連休引きこもっていていいんだろうか。