2011-01-01から1年間の記事一覧

METイル・トロバトーレ

今年のライブビューイングの中でも楽しみにしていたヴェルディーのイル・トロバトーレ。略して「イルトロ」(私が言っているだけであるが)。いつもの様に難波パークスで見たのだけれど、観客の数が多かった。このオペラって名旋律が連発で、どろどろしてて…

梅田

これもちょっと前のことになるけど、新しい大阪駅が開業した頃、梅田の街を歩いていた(ちなみに大阪駅は大阪の梅田地区にある ややこしい)。大阪の街は、梅田・京橋・本町・難波・天王寺と核になるところがいくつかあるが、最近は梅田ばかりが開発されてい…

光陰矢のごとカプリッチョ

1週間前の話ですが、夕刻の難波パークスでメトロポリタンオペラ・ライブビューイング。気づけばもう終盤だ。早い。早すぎる。あと3作で今シーズン終わり。あと残すはイルトロバトーレとワルキューレ。そしてこの日R.シュトラウスのカプリッチョを初めて観…

八ヶ岳美術館

八ヶ岳美術館また、信州建築の話ですが、八ヶ岳美術館というところにも行きました。設計は村野藤吾さん。箱根プリンスホテル、日生劇場、大阪新歌舞伎座、無くなりましたが心斎橋そごう本店などなどでおなじみの建築家です。八ヶ岳の中麓に抱かれた美術館を…

八ヶ岳高原音楽堂

このブログは音楽に関する話題が多いので、コンサートホールの話題を。八ヶ岳の山麓にある八ヶ岳高原音楽堂。建築家吉村順三さんの設計です。JRの野辺山駅と言うところにおりたつ。標高1345メートル。JR線で一番高いところにある駅らしい。みんな記念撮影し…

安曇野ちひろ美術館

たまにはけんちくの話を書きます。タイトルが建築屋云々〜ですので。 今回、旅行で最も印象にのこったのは、安曇野のちひろ美術館で、建築家内藤廣さんの設計。そして代表作です。 行きの途中、JR大糸線からの安曇野の景色、北アルプスの眺めに心を洗われる…

ラ・フォル・ジュルネ・ド・金沢

この連休に金沢・信州に旅行に行ったのですが、金沢駅に到着した時にラ・フォル・ジュルネも開催されていて、駅で大々的に宣伝されている。やっぱり気になるじゃないですか。来年ラ・フォル・ジュルネに行こうと決意したばかりだったんですが、今年もう1回…

とどけ!音楽の力、広がれ!音楽の輪ーラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

今年はいろいろとありますので、この言葉が身に染みます。 ラフォルジュルネびわ湖。たくさんの人でにぎわっていました。大盛況。 私は会場につくや否や、大ホールへ。ここのホワイエは相変わらず気持ちがいい。前行った時もホワイエの話ばっかりブログにか…

ラヴェルとベートーベンと

昨日はTVでやってたのだめカンタービレ劇場版後編に見入ってしまった。映画でも見たのであるが、見始めたら最後まで見てしまった。これは、やはり良質なエンターテーメント作品です。効果的にクラシックの音楽群が配置されているけれど、やはりキャストがコ…

ニーベルングの指輪

今日はまとまった時間もあり、昼からニーベルングの指輪を聞いていた。こういうのは時間がある時じゃないと聴けない。時間があり、疲れて家でゆっくりしたいけれど、精神が安住をよしとせず、何かしたいんだけれど能動的な事はしたくない時じゃないと聴けな…

桜、ラ・フォルネ・ジュルネ、ふるさと

取り立てて、書く事はないのだけれど文章を書いている・・・桜の咲いている時期、会社に行く途中に桜の多い公園があるのだけれど、今年はブルーシートを引いて大人数で飲み食いしているような姿は見なかった。少人数で、ベンチに腰掛け、缶ビールは飲んでい…

醍醐あたり

桜を見に前から行きたかった醍醐に行ってきました。秀吉の花見で有名なところ。 (醍醐のしだれ桜)京阪電車で上洛したのであるが、途中の車窓の風景も桜多い。山崎や木津川のほうにまとまった量の桜がある。ちょっとした道ばたとか、土手とかやっぱり桜を植…

ベートーベン聴く春の日

びわ湖のラ・フォル・ジュルネはベートーヴェン。東京のラ・フォル・ジュルネみたいに進むとすれば、びわ湖も来年以降、シューベルトとかバッハとかタイタンとか出てくるんだろうか。バッハとかだったらとても行きたいぞ。タイタンみたいな大編成できるんか…

バッハ ミサ曲ロ短調Gratias agimus tibi

クレンペラー指揮のミサ曲ロ短調を聴いていました。 最近発売された、EMIグレートレコーディングスシリーズから。 これも2枚組の割に結構安かったと思う。Mass in B Minor Bwv232アーティスト: J.S. Bach出版社/メーカー: EMI Classics発売日: 2011/02/07メ…

思うこと

大震災の発生から1週間がたちました。3月11日は日本人にとっては決して忘れることのできない日になりました。今回の地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。 16年前、私は神戸で住んでいたときに地震に遭遇しました。その時に大地震とはこういうも…

モーツアルト〜ヴェスペレ

モーツアルトのヴェスペレ(夕べの祈り)の中で、ラウダテ・ドミウムLaudate Dominum。 何年か前にNAXOSから出ていた宗教曲集で聴いています。この演奏、オルガンの素朴な響きの伴奏がとても気に入ってます。Hear My Prayerアーティスト: Choir of St John's…

ニクソン チャイナに行く

先週の週末のことになるけれど、難波パークスで久しぶりのメトロポリタンオペラ ライブビューイング。Jアダムス作曲のニクソンインチャイナ。この公演は作曲者がまんま指揮者だった。こういう事態が発生するのは流石に現代オペラ。曲の印象は聞きごこちのよ…

音楽とつけもの

村上春樹インタビュー集「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」を読んでいた。 インタビュー集なので、気負うこと無く読むことができる。 短編小説はある程度プロットをためておいて、時をへて熟成させておいて、作っていくというのが興味深かった。 小説…

汐見橋のあたり

また所用で大阪大正に、それから汐見橋のあたりをぶらぶら。木津川と尻無川がクロスするあたり。水面が思っていたより多かった。 水都と呼ばれていた時代には、船が行き交っていただろう。大正橋には、歩道と車道の間の石になぜかメトロノームが刻み込まれて…

マーラー復活のフィナーレ

近頃のヘビーローテーションは復活のフィナーレだった。 通勤途中、iPodでアバド指揮マーラー復活のフィナーレラスト4分半を繰り返し、繰り返しきいてた。マーラー交響曲第2番復活 この曲は第2楽章とか、第3楽章とか結構親しみやすい旋律だと思う。 でも…

ベームの来日、時代の熱気

昨日、NHKでカールベーム来日の演奏会を放送していた。 時代は1975年、オケはウィーンフィル。 この来日公演はちょっとした社会的な出来事だったみたいで、 ベームが空港に到着してから、リムジンに乗り込む姿もばっちりとカメラにとらえられていた。見てい…

大正のあたり

大阪の大正のあたりを歩いて、気になるものを写真に撮ってみた。地下鉄の鶴見緑地線大正駅から地上に出る。 地下鉄の駅はとても地中深い。 何ともあじのあるお店を発見。 年月を経たいろいろな素材の組み合わせがいい雰囲気を出している。 何かのコラージュ…

キャスリーン・フェリアーのリサイタル

しばらく前に、何気なく本屋で買ったドナルド・キーン著「私の大事な場所」を読んでいた。 日本文学の研究者が暮らした東京や京都での思い出を語っていく本だったが、 この本で歌劇場を取り上げた章があった。著者はニューヨーク出身なので、メトロポリタン…

Rシュトラウス〜眠りにつくとき

ここのところ、寝る前に、 Rシュトラウス最後の4つの歌の第3曲を聴いていた。 曲名はその名も「眠りにつくとき」。Beim SchlafengehenR. Strauss: Four Last Songsアーティスト: Elisabeth Schwarzkopf出版社/メーカー: EMI Classics発売日: 2010/02/15メ…

国際文化会館〜なんかい見てもいい

東京六本木の鳥居坂を上がったところにある国際文化会館を訪れました。 ここに来るのはたしか3回目。 石垣の上に漆喰壁が乗っていて、何やら歴史を感じさせるただすまい。 以前は三菱財閥4代目の岩崎 小弥太の邸宅であったとのことです。 建物を左手に見な…

散歩〜赤坂あたり

東京の六本木・赤坂あたりをぶらぶらと散歩しました。 週末のこの辺りは、そんなに人は多くなく、マイペースで歩くことが出来ました。 六本木で何げにいい雰囲気の建物を発見。 しばらく眺めていたら、有名建築設計事務所だった・・ コンクリート打放しの壁…

ヴェルディ〜行け、わが思いよ、金色の翼に乗って

今日も街に出たついでに、街歩き。日本橋をぶらぶら。 以前あった歩道橋が撤去され開放的な雰囲気になっていた。 以前ヤマギワがあった交差点には、ホテルが出来て、 1階にこじゃれたカフェが出来ている。 いわゆる季節のいいときは、オープンなところでお…

難波散歩

今日は所用で街に出たついでに、難波あたりを散歩してみました。 道頓堀辺り、今まで何度も何度も通ってきた場所だけど、写真を撮ったのは初めてかもしれない。 道頓堀戎橋の横には、高松伸さん設計のキリンプラザ大阪があって、 あんどんをタワー上に模した…

マーラー〜私はこの世に忘れられ

大阪では十日戎が始まりましたが、 特に行く訳でもなく、家で寝転びながら音楽を聴いています。買ったまま放置してあるCDのボックスセットから去年発売されたEMIのマーラー全集を引っ張りだして聴いてみました。これはだいぶん以前に、買ったもののクレンペ…

今年楽しみなこと

完全に寝正月を過ごしています。 今年個人的に楽しみにしているものを列記して、生きる糧として今年も乗り切っていこうかと思っております。2月 METライブビューイング「ニクソン・イン・チャイナ」 今年のMETはなんといっても、ニーベルングの指輪新演出が…