クレンペラー指揮のミサ曲ロ短調を聴いていました。
最近発売された、EMIグレートレコーディングスシリーズから。
これも2枚組の割に結構安かったと思う。
- アーティスト: J.S. Bach
- 出版社/メーカー: EMI Classics
- 発売日: 2011/02/07
- メディア: CD
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最近の心情にバッハはよく寄りそってくれる。
バッハに限らず、バロック音楽というのは喜怒哀楽がストレートに現れてくる感じがしますが、気のせいだろうか。
クレンペラーはやはりゆったりテンポで、スケールの大きい世界を描いてくれる。
バッハの曲は、私はソプラノやメゾソプラノの可憐なアリアが好きですが、クレンペラー盤を聴いていて合唱が気に入った。
グロリアの中からGratias agimus tibi の合唱を聴いていた時に、希望みたいなものを感じた。まわりの空気からじわじわとわき上がっていく希望みたいなかんじだ。歌詞は主への感謝を歌ったものみたいだが。
だからリンクもGratias agimus tibiにする。カール・リヒターの揺るぎない指揮で。
新聞を読んでいると仙台フィルがある寺でコンサートを行うという事で、こういう記事を読んでいるとほっとする。ついったーで検索してみると、ふるさとを合唱したりしたみたいで感動的なコンサートだったみたいで、じ〜んとなります。ベルリンフィルも今週チャリティーコンサートをするそうだし、おらが街のオーケストラ大阪フィルハーモニーも来週するみたい。こういう動きが広まるといいですね。