あるとき、時間を潰すために梅田のジャズ喫茶に入った。
そこでは、私にはわからないジャズが流れていて、お客さんとマスターの会話が弾んでいた。
ある男性はNHKで放送しているアニメ版のピアノの森が面白いという話をしていた。
ある女性はそのとき放送していたおっさんずラブというドラマがここ数年で自分にとって最大のヒットで、マスターも絶対見るべきだと強力にプッシュしていた。
マスターは、え、おっさん・・・と戸惑ってはった。
梅田といえばファイヴの観覧車・・・Nikon new FM2にKodak Tri-X。
そんなこともあって、おっさんずラブ。第2話から見てなかなか楽しめたですが、今後吉田鋼太郎のハードボイルドな演技を見たときは、くすっと笑ってしまいそうである。
ピアノの森のアニメ版はずっと、見ていて、面白いなあと。
その影響で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(ツィメルマン・小沢征爾指揮)や、ショパンのワルツ集を聴いておりました。ショパンのワルツ集は、名盤web検索でリパッティがヒット。夜中に聴いていたら、しっぽり、すっぽり、ああこれはLPを探しにいくかと思う。
本日、青空が広がる中、JR京都線の横を歩いていて、東に向かう長大な貨物列車を見ていたら、なんだか強烈にシューマンのコンチェルトが聴きたくなり、またしてもリパッティ。カラヤン指揮フィルハーモニア・オーケストラのを聴いたのですが、胸が締め付けられる冒頭の旋律から、最後まで虜になりました。素晴らしい。
やはり、私はヒストリカル脳なのだろうか、このぐらいの年代のが、頭に突き刺さってくる。