帰宅困難
今週月曜日に大阪北部で大地震。
私は電車に乗っていたので、それほど揺れは感じなかった。
家にいれば震度5強を体験していたはず。
5強はめちゃくちゃ怖かったはず。
私は神戸で震度7を体験しているが、
地震にはまったく耐性がつかず、
震度3で飛び上がるほどこわい。
会社にはなんとか出たけれど、大阪北部の電車はまったく動かない。
夕方になっても北部の電車は動かないので歩いて帰ることにした。
大阪市の中心部から北部に向かうときに関所となるのが、淀川。
淀川を徒歩で渡れる新御堂の歩道に向かって、帰宅者が集結。
長大な行列が出来る。
30分待って、橋に上がることができた。
ニュースでもよく映し出されていた新御堂の橋を渡る。
頭上にはヘリが2機。
ここで大きい余震が来たらやだなあと思う。
大きいスーツケースをころころ転がしている観光客が多い。
新御堂沿いはホテルも多いし、街にこんなに観光客がいるんだと思った。
多分、南に向かう人は、関空へ。
北に向かう人は新大阪から他の街に行くのだろうか。
橋を渡って、歩いていると、歩道は綺麗で、舗装のタイルは所々ひび。
神戸のことを思い出す。
あのときは電車が動いている西宮に向かってひたすら歩いたけれど、
歩道もがれきだらけで、歩きづらかった。
歩道橋も落ちて、交通網が寸断されていたしな。
新大阪駅のピチョン君の表示を見ると 24度で、爽やかな風が吹いていたのが救い。
そこそこの疲れだけで、家にたどり着けました。
やはり、忘れた頃にやってくる。
備えをしなければと思いました。