ヘンデル〜戴冠式アンセム

 GWは神戸に行って、喫茶店でモーニング食べたり、中華街で中国料理を食べたり。写真は北野坂にあるインテリアショップの中庭。5月の過ごしやすい空に金魚が泳いでおりました。

 今週は戴冠式を意識したわけではないけど、イギリスの王室の本をたまたま読んでいた。

 各王朝の入れ替わりが興味深い。チューダー朝の暴王ヘンリー8世から、カクテル・ブラッディーメアリーのメアリー女王、エリザベス1世女王への流れ。エリザベスは無敵艦隊との戦いの前に「私はか弱い女に過ぎないが、胸に秘めているのは英国王の心だ。皆と生死を共にしよう」と檄を飛ばす。カッコよすぎるじゃないですか。そしてエリザベスには子がいないのでメアリースチュワートの子孫へ、スチュワート朝にバトンが渡されるあたりは、ほんとドラマチックだ。オペラやドラマで取り上げられる訳だ。そういえば、ドニゼッティのオペラもあったな。

 Apple music を開くと、ハルモニアムンディの戴冠式アンセムのアルバムが出ていたので、聴いていた。その中で、ヘンデル作曲のMy heart is inditingという曲が気に入ったので繰り返し、聴いていた。底抜けに明るい曲調と、古楽器の鮮烈な響きが心地良い。1726年、ハノーバー朝2代目のジョージ2世の戴冠式で演奏されたらしい。ハノーバー朝は今のウィンザー朝にそのまま続いているんですね。

Coronation Anthems: My Heart is Inditing, HWV 261: No. 1, My heart is inditing

Coronation Anthems: My Heart is Inditing, HWV 261: No. 1, My heart is inditing

  • RIAS室内合唱団, ジャスティン・ドイル & Akademie für Alte Musik Berlin
  • クラシック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


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