久しぶりに箱を買った。
クラシック音楽のCD ボックスセットだ。
今みたいに音楽配信が主流になる前は、ボックスセットは次々に発売されていた。
ブリリアントクラシックなど海外の激安盤も多かった。
以前はこれはお得だと思い、衝動買い的に良く購入していた。
しかし、ボックスセットって買った時のテンションは高いものの、
実はあまり聴いていなかったりする。
あまり開けない箱群だが、良く聴いている箱もある。
私の手持ちの中では、以前EMIから出ていたバルビローリの箱だ。
我が家の座右の箱にしている。
私はApple Musicで音楽を聴くことが多いが、たまにコンポに対峙して、CDやレコードを聴いていると心底いいなあと思う。アナログ回路の音が身に染みているのだろうか。
久しぶりに箱を買うことにした。
バルビローリが指揮したエルガーの曲を集めたボックス。
元々EMIから出ていたが、今はワーナーから出ている。
天気のいい休日の昼に、アンプを温めてから、交響曲第1番や、エニグマや、弦楽セレナード、行進曲第4番を聴いた。身に染みてしまった。聴いたことのないゲロンティアスの夢(略してゲロ夢)も楽しみだ。
この箱も我が家の座右の箱にしようと思う。