スマホはiPhone6sを長年使っているが、ついに買い換えようと思っている。
思えばこの6sは、バッテリーが優秀だったのか、つい最近までバッテリーの持ちに不満はなかった。私はデジタル/アナログに関らず、小道具が好きで、万年筆、鉛筆、三角スケール、野帳、手帳、デジカメ、アナログカメラ、Mac book、ウォークマン、iPodを気に入って使ってきたが、結局のところ全てのガジェットの中で、日々濃密な時間を共に過ごしているガジェットはこのiPhoneなんじゃないか。
iPhone6sには音楽を聴くにはいいことがある。
それはイヤホンジャックがあることだ。
iPhone6sはイヤホンジャックを搭載した最後のiPhoneとなった。iPhone6sは電源とイヤホンの両差しができるので、出張先などで充電しながら、音楽を聴いていた。しかし、バックミンスター・フラーがこの世の中は全てワイヤードからワイヤレスに変わるのだよといった通り、音楽信号を伝送するケーブルはワイヤレスになっていった。私もいつもまにか、ダイソーのワイヤレス・イヤホンやら、b&wのワイヤレス・ヘッドホンなどガジェットを導入していた。
ようやくバッテリーもへたってきて、買い替えだなと思っている。それにしても、デジタルガジェットはサイクルが早い。フィルムカメラやオーディオ機器と比べると、サイクルが早い。私のフィルムカメラは20年選手で最前線で頑張っている。New FM2に入れたボタン電池は、10何年前に装着したのか思い出せない。
聴いている曲
甘めの女性ボーカルジャズを聴いている。ダイアナ・パントンさんの月と星の歌を集めたアルバム。フライ・ミー・ツゥー・ザ・ムーン、ムーン・リバーなど名曲が集められている。
その中でも、リトルガール・リトルボーイ・リトルムーンという曲が気に入っている。a little〜a little〜と歌いあげる、抑揚のない、なんとも幸せな歌だ。a little "No" a little"Yes"とくるあたりはドキドキしますね。