ローライ35S

今週のお題「買ってよかった2021」

 今年はコロナ禍で家でおなしくしていることが多く、あまり買い物をしてないなあと思っていた。夏頃ブログでも書いたダイソーのワイヤレスイヤホンのTWS001や てのりフレンズのめじろぐらいかなあと。しかし、年末の土壇場で買い物した。

f:id:andaantee:20211228111714j:plain

ぶつ撮りはnex7とMicro Nikkor 55mm

 かねて、ローライ35は私の頭のG線上に浮かんでは消えていた。我が家のフィルムカメラ群はニコンFM2コニカヘキサー、ライカM4ともう十分すぎる。個人的には隙なしと思っている。しかしながら、コートのポケットに突っ込んで、さっと取り出すというには大きすぎる重すぎる。

f:id:andaantee:20211228105730j:plain

仕事で遠出した時に、電車を待っているときにいい風景が目の前に広がっていたとする。しかし、モバイルPCも入っているカバンに忍ばせておくのは、ヘキサだって大きすぎる重すぎる。

f:id:andaantee:20211228110120j:plain

フィルム感度はISOじゃなくてASA

 それで小型高性能のローライ35がいいのではと考え始めたのである。ローライ35のデメリットでよく言われるのは、ピント目測になることだが、以前使っていたLOMO LC-Aも目測だったし、まあ、ピント外しても味と思おうかと。

f:id:andaantee:20211228110347j:plain

底面が絵になるなんて

 いやそれ、スマホでいいんじゃないかと、ピントだってじゃスピンだし、いやスマホではダメなんだ。フィルムを詰めて、チャッとレンズ・シャッターを切って、レバーでフィルムを巻き上げる。これが大事なんだ。これはアナログカメラが好きな人は全面的に同意してくれると思う。

f:id:andaantee:20211228110157j:plain

絞りはレンズとは別ダイヤルで操作

 なんか、こういう話はいくら書いても言い訳のようになるなあ。

f:id:andaantee:20211228110608j:plain

この小さなボディにすべてが詰まっているのが、感動的

まあ、そんなことで、ある日大阪駅前ビルの地下のカメラ屋を通りかかったとき、目に留まってしまったのだ。ショーケースの中にあるのはブラックボディ。ブラックボディはいい。ニコンとライカはシルバーボディ、ヘキサーはブラック。ここでローライのブラックが来たら、完璧な調和がうまれるのではないか。なんだかいい訳がましいが。

f:id:andaantee:20211228110953j:plain

巻き上げレバーが少しさびているのは、あじ

お迎えして、家で使うことなく、空シャッターを切ったり、眺めている。これだけ底板のデザインが、秀逸なカメラは他にはないな。

f:id:andaantee:20211228110730j:plain

レンズシャッター  B、2秒から1/500

 

f:id:andaantee:20211228111903j:plain

ゾナーf2.8 絞って、風景撮るか

カラーでもモノクロでも行けそうなゾナーレンズの写りを楽しみにしている。

f:id:andaantee:20211228110309j:plain

バッテリーがないんで、露出計が動かないが、おいおい

しばらくは、目測露出で撮るか。。。

 

~最近聴いている音楽

グリミネッリさんのモリコーネ集。

冒頭の曲がなんか、泣けるわ。と思っていたら、ヴォーカルがスティングさんだった。

Griminelli Plays Morricone