今年も年末進行。
近所のスーパーライフはクリスマスソングがなくなり、歓喜の歌がかかり始めた。
今年も第九を聴いております。先日読んだ本の影響でフルトヴェングラー指揮のバイロイト盤を聴いておりました。実家のどこかに実態のあるディスクがあるはずだが、今はApple Musicでお気楽アクセスです。
本を読んで背景を知ったけど、もともとEMIの録音チームはカラヤンの指輪を録音する気満々で、バイロイドまでやってきたが、ついでに録っておくかと録音した第九がこれで、フルトヴェングラーの死後リリースするや、絶賛の嵐、空前絶後の録音、ベートーベン第九の金字塔になってしまったという。
クラシック音楽を聴き始めた時は、この録音は絶対おすすめ第1番で出てくるので、こんな古い録音が、おすすめで出てくるのは不思議な心地がしたが、聴き始めていくと音楽にのめり込んでいきます。毎度思うことだが、第3楽章で陶酔し、第4楽章フィナーレでは、こぶしを突き上げ、これはもはやロックなんではないか。