カメラバックをごそごそしていたら出てきた、
これはだいぶん以前に手に入れたものだけど、そういえばあまり使いこんでいないなあ。
当時は花でも撮ろうかとかなんとか、考えていたと思う。(柄でもなく)
ニコンのマニュアル式一眼レフnew FM2につけていた。
これぞカメラというデザイン。
デジタルカメラに慣れてきった身からいうと、使うのがとてもめんどくさい。
シャッタースピードも、絞りも自分で決める。
シャッターは機械式。
電池が切れても大丈夫。
電気式の露出計はある。
たぶん、10年ぶりぐらいに、ファインダーを覗いたら、電池は生きていて露出計が使えた。(#マジカヨ)こんなことは現代のカメラではあり得ないだろう。
フィルムの巻き上げも自分でレバーを回す。
36枚撮り切ったら、自分でハンドル回して、フィルムを巻き戻す。(今、36枚ってナニ?って方も。)
めんどくさいっちゃ、めんどくさい。でも、何も考えず、動作を体で覚え込んでしまえば、ある意味シンプルとも言える。
忘れていた。
フィルムを巻き戻したら、現像に出さなきゃいけない。
フィルムを手に入れるのだって、いまや近くの店では手に入らないかもしれない。
やっぱり、めんどくさいかも。
new FM2にマイクロニッコールをつけたら、なんとも精悍な姿。
レンズは絞りやら、距離情報が刻印されていて、なんともメカメカしい。
おまけにカニの爪まで、ついているし。
カメラも必要最小限のダイヤル・レバーしかついていない潔さ。
メカメカしさがたまらんちん。
(乃木坂46で機械式カメラが好きな方がいるそうだが、
それは、趣味として、美意識として非常に正しいと思うのであります。)
カメラの動作確認&内部風通しのため、シャッターを切ったのだけど、操作感はピンと背中を伸ばして撮っている感じで心地よい。
カメラバックの奥から、フィルム(コニカのセンチュリア400懐!)がでてくる。
めんどくさいが、
あまり、出番のなかったマイクロニッコール使ってみようか。。。