祇園祭


京都の祇園祭です。西洋音楽ばかり聴いている私ではあるが、街に響く祇園囃子の音色を聴いていたら、ええもんだなと思いましたよ。日本人のDNAがうずくというかそんな感じがします。

中京区に30ほどの山鉾が街中に出現する訳ですが、人が乗れる大きな山鉾、オブジェみたいなこじんまりした山などまちまちです。大きな山鉾では、祇園囃子が奏でられる。悪霊・疫病退散。思えば、平安京の時代、これだけ蒸し暑い地で20万人ほどの人が暮らしてた訳だ。現代のような衛生器具も無い中で。疫病から逃れるのは京に暮らす人の切な願いだったのだろう。写真のは住宅街のある山を写したもの。日が暮れて、町に祇園囃子の音色が響き、ご近所の方や観光客がわらわらと集まり、音色に聴き入っている。幸せな風景でありました。

ビル街に設置された超有名鉾もいいですが、小路に突然現れる山もなかなか。

京都の街は歩いているといろいろ見つけてしまう訳ですよ。

三条から西に歩いていくと、近代建築が多くて、こんど改めて見に来ようかなと思うくらい。写真は近代建築と現代的シンプルな造形の対比に目がいってぱちり。

何とも味のあるナイスな散髪屋さんを発見!ぱちり。しぶすぎるやろ。ガラスの前の侵入防止柵がデ・スティールしてますよ。ここで刈られてみたい。

屋外階段とでこぼこな構成に目が行ってぱちり、おもしろいなあ〜って、こんなん撮ってるの俺だけやろ。

犬カフェ、素敵な門構え。私は犬は恐いので行きませんが、きっといいカフェに違いない。

祇園祭の京都は人もいっぱいで、広い四条通りも烏丸通りも動けないぐらいにいっぱいで、歩いていて疲れ、ああもう歩けないとか思いますが、ビールがあちらこちらで売ってます。ビールを飲むと元気になります。人間とは不思議なもんです。