ヘンデルさんとか、スザンナさんとか

今日は夏らしいすっきりした青空だった。

部屋はやっぱりあつい訳で、こんな時にロマン派の重厚なシンフォニーとか聴いていると、体感温度が上がりそうで、なかなか手が伸びない。ワーグナーのオペラとか体感温度急上昇、もう無理。キーンと冷房の効いた部屋ならいいのだろうけど、今年は所々の事情でそれも厳しい状況である。

こうゆう気候に適しているのは、バロックとか室内楽だろうか。その名も涼しそうなヘンデルの水上の音楽を聴いてみた。アーノンクール指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス。CDは無いので、昔中古屋で買って暖めておいたLPを聴く。1717年ロンドンのテムズ川で演奏されたらしい。高温多湿の自宅の空気にオリジナル楽器が心地よい。

METオペラ公演の成功裏で終了し、日本を後にする。クラシック界以外のニュースにも紹介され、日本を勇気づけてくれた。サンクスです。METの来るちょっと前というのは、雑誌もその特集ばかりで、盛り上がりようがすごかったが、今は祭り後のなんとやらであります。で、私は名古屋公演のラ・ボエームで、ファンになったスザンナ・フィリップスさんのブログとか見ている。何やら、ツアーの最中に京都を満喫したよう。世界遺産が一つの街に17もあるんですってと。気がつかなかったが、そういわれると、それはすごい事なのかもしれないと思ってしまった。二条城、金閣寺清水寺、満喫したようで嬉しい。(っか、私は京都人ではないのであるが)