秋が深まり、ロマン派の音楽がしっくりとなじんでおります。今日はカティア・ブニアティシヴィリさんのショパンPC2を聴いておりました。ショパンのピアノ協奏曲はど派手な1番に比べて2番は地味で控えめなイメージがあり、以前は1番を手に取ることが多かったのですが、最近は地味なのがいいかと2番w。この曲も甘いメロディーで、ショパンワールド全開であります。特に第2楽章の美しさと言ったら、特筆すべきで、女殺し油地獄(?)なんじゃないでしょうか。動画は第2楽章。まちがえました。これは第1番の第2楽章でした。
これも神ですね。別の方ですが、2番の2番です。PMFオケ。札幌ライヴなのかな。
雑感
ある日、夜の御堂筋を歩いてた時、その日はどうやらハロウィンの日だったらしく、通りにはキテレツな格好をした若者がたくさん歩いておりました。頭から角生やした人たちは分かるのですが、ジャングルに戦争行くんですかと聞きたくなる女の子、豊胸手術を施した男の子、マリオにルイージ、ミニスカポリス、血まみれの白衣を纏った女医・・・いったいいつからハロウィンがこの国でこんなに一般化したのだろう。いやこの様子はハロウィンというより単なる仮装大会・コスプレじゃないのか。しかも街はコスプレ派が多数という。まるで普通にジャケット着てる私が間抜けの様でありました。
西洋から来たイベントと言えばクリスマスが完全に定着してますが、ハロウィンも一般化させるとは日本とは外のイベントを内に取り込むことが好きなのだなと思います。日本には古来続いているイベントもある訳で、お正月、節分、ひなまつり、鯉のぼり、祇園祭とかの疫病払いの祭り、先祖の魂が帰るお盆、地蔵盆、秋の収穫を祝う祭り、だんじり、彼岸、大晦日となんやかんやとイベントがある訳で、西洋のイベントも含めるとイベントの多い国です。
もうここ迄来たら、もっと外国のイベントを導入するのもイイかもしれません。日本は貿易赤字が続いていますが、ここでイベントたくさんやって内需を増やす作戦はどうだろうか。祝祭空間ならぬ祝祭国家として、日々イベントが連続していく。西洋の祭りだけじゃなく、イスラムのラマダンとか、ブラジルのカーニバルとかは楽しげじゃないだろうか。
で、私はと言えば、イベントなんかより心静かにクラシック音楽を聴いているのが好きです。(ここ迄書いといて、こんな事いうのもなんですね。)