メンデルスゾーン〜ヴァイオリン協奏曲
ちかごろはメンデルゾーンのヴァイオリン協奏曲、略称メンコンをよく聴いていた。
クラシック音楽の超有名曲ですな。
実演でこの曲を聴いたことは、、、、、ないなあ。
ヴァイオリンはチョン・キョンファさん。
デッカのレジェンドシリーズは、名盤揃いだな。
このシリーズはハズレなしと思われるので、いろいろ聴いてみたいと思う。
気分的にジェットコースターでショスタコな時もあったが、今はロマン派に行っている。メンコン。超有名曲。久しぶりに聴くと、この旋律はすばらしいなあと感じた。キョンファさんのバヨリンも太く、暖かい。この安心感。第2楽章のアンダンテなんて、夢見心地だし、第3楽章のラストなんてむっちゃ盛り上がって、ブラアバーと言ってしまいたいほどだった。(電車の中なんでこらえた。)キョンファさんの実演もいつか聴いてみたいもんであります。
メンデルスゾーンの曲を聴いて、安定感があるなあと思った。
バッハのマタイ受難曲を復活上演し、バッハにスポットライトが当たるきっかけを作った人でもありますな。
作曲家と友達になるなら・・・
私は間違いなく、メンデルスゾーンがいいです。
ライカM4
今週のお題「今年買ってよかったもの」
はてなブログのお題ということで、
今年買って良かったもの、、、ライカM4。
ライカは長いこと憧れだった。
M型ライカにコダックのTRI-Xを詰めて撮ることを妄想していた。
インターバルはあったが、ようやく手に入れることができた。
デジタル一眼レフ全盛の時代に、フィルムカメラというのも私らしいか。
M4は電子部品を一切使ってないし、修理業者さんが存在する限りは修理することもできるのが頼もしい。カラーネガ・フィルムの現像サービスが終了しない限りは、使えそうか。いや現像サービスが終了しても、モノクロなら自分で現像してしまう手もある。
ボディは福岡のカメラ屋さんのネット販売で。
ライカ・ハッセルブラッド 海外製中古カメラ通販【STEREO CAMERA】ステレオカメラ
ネット販売で中古カメラを買うのは不安があるかもしれないが、今回実際購入してみて、とても綺麗な個体でファインダーもぬけよく嬉しかった。サイトの動画をみるとシャッター音など商品の状態がわかりやすい。小包が届いて、開封するとコーヒーが同梱されていたのはびっくりした。
レンズの沈胴ズミクロン(Lマウント用)は堺の老舗カメラ屋さんで。店にあったズミターとズミクロンでさんざん迷ったが、ズミクロンの名称が頭に染み付いている。脳のひだひだに刻み込まれている。歴史に名を刻むズミクロンを選択した。
購入したら、ざぶとんを頂いてびっくりした。カメラを鎮座させるざぶとんらしい。。。
この間のイケフェスで、ライカを使って撮った。
話はそれるが、安井武雄の事務所は大阪の政財界とつながりが深く、やってみなはれの佐治さんサントリーさんとも繋がりがふかい。その流れで、サントリー・ホールも設計している。
M型ライカは軍幹部がすっきりしているのが好ましい。あと、斜めのクランクもGOOD。ライカというのは、その当時高価だったけど、意外とドヤ感がなく、つつましいデザインであることも好感が持てる。
希少で高価なブラックペイントM4になると、この3倍かっこよろしいと思う。
あと、買って良かったのは、ついこの間書いたけど、ユニクロのフリース。
さすがの国民的アイテムだ。
文具もそれなりに好きで、パイロットの消える色ペンを使っている。
去年、ブルーブラックの色にはまったので、今年会社で使っている万年筆用にインクを買った。モンブランのペンは高いので、インクだけモンブランにした。
ボトルインクのデザインは女性のヒールをイメージしている。歴史のあるデザインだ。
モンブランのブルーブラック(今はミッドナイト・ブルー)といえば、これも歴史だなあ。成分は変わったけど、昔ながらの鉄分の入ったのも現行品だ。
ブルーとブラックの入り混じった色は品がいい。よく考えると汚いドブ川の色に見えなくもないが、考えないようにしている。
今年はこれくらいです。。
科学の勝利、ユニクロ〜フリース
冬の部屋着は、今まで久留米絣のはんてん、いわゆるちゃんちゃんこを着ていたが、このたびユニクロのフリースを妻に買ってもらった。
この薄さで、この暖かさ。
しかも、お値打ち価格。
ちゃんちゃんこは外行くときにさすがに脱ぐけど、これならそのまま出ていける。
着たまま作業もしやすい。
国民的アイテムながら、いままで導入してなかった。
なんでもっと早く使わなかったのだろう。
音楽は相変わらず聴いている。
チャイコフスキーの弦楽セレナード。
チャイコはあんまり聞いてないけど、さすがに稀代のメロディ・メイカーだ。
聴いてて飽きない。
昔、人材派遣会社のCMで使われてネガティヴな印象があったけど。
曲は全体として、とてもポジティブだと思う。
ツィメルマンさんのピアノ、小澤征爾指揮ボストン響のラフマニノフピアノ協奏曲第2番。
さいごの盛り上がりがいいですね。
プッチーニのオペラアリア集。
トスカ見てえ。
ksisgsktyryrだが、なんやかんや聴いている。
クソ忙しくてやれやれだが、隙間時間でなんやかんや聴いている。
平衡をたもつため必要なことだ。
ショスタコヴィチはあまり聴いてなかったが、第4楽章の有名なフレーズを聴いてこれだこれだ、今はマーラーでもブルックナーでもなくこうゆう気分だと思ってしまった。
荒れ狂う嵐、暴力、野蛮。
そんな想像をしてしまう。
かつて、世界初の社会主義国建設は、理想だったはずだけど、労働者にとって現実はそう甘くはなかった。そのあとに、恐怖政治が始まるとは。なんという皮肉だ。
そんなことを考えてしまう。
キーンと、気温が下がって、木枯らしがふき始めると、なぜか東京事変の群青日和が聴きたくなる。
バッハのブランデンブルグ協奏曲を久しぶりに聴いた。
これは、やっぱり爽やかな気分になる。
自分の中の毒も薄まるような。
解毒剤。
第6番が好きである。
ピリスさんのシューベルト。
即興曲集D899。
夜寝る前に第3楽章のandanteを聴いていたら、しっぽり、すっぽり。
染み入るッス。
シューベルトの音楽は、片目で笑って、片目で涙というけれど、
名言だな。
私はksisgskt、「硬めで笑ってます」。
まあ、忙しいというのは、心が亡くなるともいいますし、
なるべく、言わないように心がけようと思います。
ライカと格闘、モーツァルト〜レクイエム
Leica M4+Summicron 5cm
先週、これから台風が来るぞって時にイケフェスに出かけた。
イケフェス大阪2017 | 生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2017
(日本最大のケンチクイベントらしいです。。。)
行く途中の歩道橋で、花が落ちていた。自分の心にひっかかって、雨の中カバンからおそるおそるライカM4を取り出し、撮ってみた。手に入れたばかりのカメラを大雨の中、出すのはビビる。
イケフェスでは、ライカを使ってみたけど、難しい。
船場ビルディングのなかで撮ってると、レンズを開放ぎみに撮ってると、ピント合わすのが難しい。ピンとリングのこの位置だと何メートルだと体で覚えてしまうと最強なのだが。いや、ズミクロン5センチは、距離表示がフィートだ。なんで、5「センチ」なのに「フィート」表示。メートルじゃなく、フィートなのが直感的でなくまどろっこしい。まるで英語を日本語に訳して、さらに関西弁に訳すような感じだ。
そもそも50mmというレンズ画角が不慣れだし。
建築とるのに50mmなんかいという気もするし。
最短撮影距離が1mというのも、表現の仕方を考えなければいけない。
いや、ズミクロン5cmいわゆる沈ズミは歴史を作ったレンズ。
避けては通れない。
素振りが必要だ。
さっと構えて、ピントを合わせて、これは何メーターだなあというような。
違うフィートだった。
これができれば、露出は包容力のあるカラーネガフィルムが補ってくれるはず。
ライカは世界最強のスナップシューターになるはずである。
今日は、なぜかモーツァルトのレクイエムいわゆるモツレクが聴きたくなった。
別に身内に不幸はない。
なんとなくモツレク。
別にブルーなわけでもない。
アーノンクール盤。
昼間聴いてたら寝てしまった。
あたらめて聴いている。
この曲もライブで聴きたいものであるなあ。
バッハ〜ゴルドベルグ変奏曲 ペライヤさん
Nikon new FM2+(たぶん)Ai AF Nikkor 50mm f1.4
相変わらず、平衡を保つために音楽を聞いている。
夜中にペライヤさんのゴルドベルグ変奏曲を聴いていたら、
しっぽりとはまってしまった。
バッハが不眠症の貴族のために書いた曲。
眠りを誘うための曲だけれど、
すごいピアニストの演奏を聞いてしまうと眠れなくなるという。
ペライヤさんは、病気で数年ピアノが弾けなくなった時期にバッハに傾倒したという。
確かにバッハの音楽は、追い込まれてにっちもサッチモ行かなくなった時でも、聴きたくなるような不思議な包容力がある。
バッハのゴルドベルグ変奏曲、平均律クラーヴィア、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタは、私がどんな状況であっても聴いているだろうなあという音楽です。
ペライアさんのゴルドベルグは 、しっぽりと入ってくるな。
しっぽりとしっぽりと心に入ってくる。
Murray Perahia - Goldberg Variations (5-10)
第5曲が好きで、弾けるような感じが好きなのです。
なので、貼ります。
ヴィヴァルディ〜ヴァイオリン協奏曲RV199
バッハの2台のヴァイオリンのための協奏曲はとても好きな曲で、
第2楽章は特に神と思っている。
五嶋みどりさんのバッハのアルバムを聞いている時、カップリングされているヴィヴァルディにはまってしまった。
ヴィヴァルディのバヨリン協奏曲は無数にありそうだが、すぽんとはまったのはRV199。「疑い」というタイトルが付いている。
曲を聞いても、何が「疑い」なのかよくわからないが、この時代ならではのなんの変化球もない直球勝負で、気持ちいいです。
みどりさんさん、おぼこいですな。
動画検索しても、ヴェネチアの風景がよく出てくる。
ヴィヴァルディが暮らしていた頃のヴェネチアはどんなんだったのかと想像するのも楽しかったり。(オスマントルコと死闘を繰り広げていた時だろうか。)
動画は印象に残る第1楽章を貼らしてください。
Vivaldi Violin Concerto In C Minor, Rv 199 Allegro