ツゥーランドット〜びわ湖

もう、かなり前の話になるけれど、投稿。あれは7月だったのかあ。

  雨ばかり降っていた7月の末 、びわ湖ホールプッチーニ作曲のオペラ、ツゥーランドットを見に行った。私にとっては、初生ツゥーランドットだ。

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   オケのバルセロナ響は、以前大植さんが音楽監督やってたし、勝手に親近感を持っている。オペラの得意な大野さんの指揮も楽しみであった。テオリンさんの歌も楽しみだ。

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イレーネ・テオリンの咆哮がホールに響いた時、噂に違わぬ迫力だ。すごいなあと思った。だが、しばらくたったその時、質問1の所で、舞台照明真っ暗、字幕真っ暗。誘導灯の点滅ランプがチカチカしだした。テオリンさんも歌い続けるし、オケも真っ暗の中引き続けるけど、1分ほど経った時、さすがにおかしいということで、大野さんが止めた。地域一体で停電だった。ホールは非常電源が起動し、照明がついていたが、舞台照明・機構の電気容量までない。非常用発電とは、文字通り非常時の最低限の機能維持、ホールであれば避難用の照明を確保する程度であろう。

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 公演は中断。今まで芝居、コンサート、オペラと結構な機会ホールに行ってるけど、こんな経験は初めてだった。お客さんは、ロビーに移動して大人しく待っていた。皆おとなしかったのも、室内が蒸し暑くならなかったからだろう。非常用発電作動時も、冷風が降りてくるのを感じていたし、地域停電も10分ほどで復旧した。

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70分後に再開。舞台上にスタッフが集結し、円陣を組み打ち合わせしている。演出は一部変更ということだった。舞台では、当初巨大な吊りものがあって、テオリンさんは吊り物の上で歌っていたけど、さすがに危険で撤収。歌手は平場に降りてきて、歌う。質問その1から再開した。いい所で停電があったし、演出は変更したし、歌手オケの集中力はどうなのか危惧したが、全くの杞憂だった。まさしく、プロ。

バルセロナ響の演奏は、とてもメリハリが効いていたと思う。歌手はやはり、タイトルロールのテオリンさんの存在感が、どっしりと文鎮のようになって、芝居を組み立てていた。リューは、、おいしい役だなあ。アクシデントに見舞われたが、皆さん集中力を切らさず、とてもいい舞台でした。ブラバー、ブラボー。

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ディナーは、京都駅ビルのラーメン店へ。

徳島の有名店東大さんに行った。

ここ、徳島の店も行ってみたい。

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