ロッシーニ〜セヴィリアの理髪師


今年も佐渡やんオペラの季節がやってきました!兵庫県立芸術文化センターへ行ってきました。

兵庫芸術文化センター大ホールは、3階の通路の横に外に出れるところがあり、今回初めて出てみました。幕間にそよ風を感じられるのが、いいですねえ。人間は、温度も湿度も人工的に作り出せる空間を作り出せるようになったが、そうゆう技術的にコントロールされた空間にいると気がめいってくる。多少なまあたたかくとも自然のそよ風にあたると気がほぐれますね。

さて、ロッシーニの代表作、セヴィリアの理髪師の日本語版でございます。好色なじいさんがまんまとしてやられるお話です。なんの毒もない平和な話です。佐渡やんがタクトを振り始め、柔らかい弦の音が流れてきて、生オペラは久しぶりやな、やっぱり生オペはいいもんやなと思っていたら、序曲のところで胃にかすかな痛みが。痛みはだんだん大きくなり、冷房が結構効いているにも関わらず、額に汗が(汗)。なんでこんな時に、こんなところで胃が痛くなるのか(脂汗)。それも序曲から(苦笑)。幸いその後痛みは引いて助かりました。が、導入部で世界に入れなかったためか、集中力がぶつ切れでオペラの世界に没入することが出来ませんでした。これでは、まったくオペラのレビューになっていませんね。次はもっと体調を整えていかねばと反省です。でも、佐渡やんの安定したタクトさばき、森麻季さんの華のあるソプラノすごいと思いましたよ。生オペラの時になぜかオペラグラスを忘れる。遠い席から舞台を見るので、アリアの時にオペラグラスで見たいのだが(おっさんはどうでもよくて、ソプラノとかメゾ・ソプラノさん)。いつも、劇場についた時に、オペラグラスを忘れたことに気づく。次はちゃんと持っていこう。次は倍かえしだ!・・?