今日は午前中とっても爽やかでした。ある資格試験の勉強をしながら、パーセルの声楽曲とか、ベートベンのカルテッドなどを聞いておりました。その中で、耳にとまったのがこれ。フェリックス・メンデルスゾーンのお姉さん、ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの声楽曲集。ナクソス盤です。いやあ、とても爽やかで、キャッチーな曲調いいですねえ。
ファニー・ヘンゼルさんは弟フェリックスと同じく、幼い頃からすんごい音楽的な才能があって、作曲もばんばんしていたそうな。しかし当時は残念ながら、女性は作曲家としては生きにくかったそうな。お父ちゃんが、それとなくはんなりと、作曲の筆を置くように諭したそうな。結婚後、その音楽的才能を無視できなかった夫から作曲を進められ、励まされ、また精力的に作曲をする様になったそうな。ええ、話やね。
当時のヴィクトリア女王が好きな弟メンデルスゾーン作曲の歌があったそうな。謁見したフェリックスは、いやあ実はその歌は姉の作品なんですよあっはっはと言ってのけたとか。現代だったら作曲家生命断たれるよ。
ファニーさんのポートレイト。夫が書いたようである。(美人さん。夫が書いているんで脳内フィルターかかってませんか)このナクソス盤を聞いていると、とにかく爽やか。世界の美しさを歌いあげています。歌曲ってあんまり聴かないですけど、これには、はまってしまいました。
やっぱり、作曲したい人には作曲させてあげるのが、一番だと思うんですよね。アルマ・マーラーのことを思うと・・・
ぜんぜん関係ない話。
大阪府の南の端、海と山がぶつかりそうなところに暮らしていますが、この前最寄り駅の近くを通りかかると、おりの中から見慣れない動物が2匹コンニチワしている。たぬきでした。いくら自然に恵まれている当地でも、たぬきは見ない。初めて見ました。つぶらな瞳が可愛かったんだが。罠っぽいおりの中に入っていたので、捕まったのだろうか。