リスト〜巡礼の年


リストの巡礼の年を聴きながら、村上春樹の新作を読んでました。読んでる人も多いでしょうから、今のところ本の内容はここでは書きませんが、リストの巡礼の年の感想です。リストはこれ迄これっぽっちも聴いてなかったですが、小説読みながら、巡礼の年第1年スイスを何度も聴いてると、自分の感覚にしっぽりとなじんで来たようです。クラシック音楽ってのは、最初聴いたときはよう分からんけど、何度も繰り返して聴くと、開眼して、そっから先はああこれなしでは生きていけないなんて思う事が多いです。
リストはロマン派おにいさんで情熱的なかんじがしますなあ。第1年に納められている曲は、曲の後半で感情のうねりがどばーっと現れる曲が多い気がしますよ。小説で述べられている第8曲”Le mal du pays"よりは、第1曲ウィリアム・テルの聖堂、第9曲ジュネーヴの鐘がお気に入りになりました。まあ、自分ははで好きということですかな。定額サービスにベルマンのリサイタルがあったので聴いてました。

動画はアラウはんの第1曲ウィリアム・テルの聖堂です。タワーのリスト売り場に、やっぱり巡礼の年の特集コーナーが出来ていて、そのコーナーが出来るのはいいのだけれど、POPにこのピアニストのはこういうシーンで流れるとか書いていて、小説読んでる途中の私としては、えっそうなのかと展開も読めてしまって、激おこでは無いけれどぷんぷん丸でした。やれやれ。
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年