打ち上げ花火 横から遠くからみる
花火を見る。
というのは、柄ではないが、見てきた。
大阪ではかなりメジャーな花火大会である淀川花火大会だ。
花火大会は人出が多い。
淀川の北側十三から、高層ビルが林立する梅田の夜景をバックに花火を見るのが理想であるが、とんでもなく人出が多そうである。
会場から少し離れた上流に陣取る。
離れた場所でも、人出が多い。
淀川は毎日通過しているが、あまり見ていないなあと思い。
日が沈むまでしげしげと見ていた。
そして、ソニーのデジカメに60年前のレンズ ズミクロンをつけて撮ってみた。
花火の写真も撮ってみたが、あまりうまく撮れず。早々に諦める。
もっと花火の近くで、三脚立てて、露光時間を取らないと難しい。
これは撮ってるより 、生目でみてる方がいいなと思った。
花火の前に阪急電車が通るのだが、フィナーレの時は絨毯爆撃の中を疾駆する特急のように見えてしまった。
音楽は相変わらず聴いている。聴かないと平衡を保てない。
ここのところ、ケフェレックさんのバッハ曲集をよく聴いている。
電車でバッハを聴きながら、車窓の景色が変わっていくのが、感覚として心地よい。
全軍突撃してください〜キングダム47
おっさんが発売日が来るのを待ちきれず、単行本の発売日が来ると万難を排し本屋に赴き、可及的すみやかに入手する漫画がある。すでに熱狂的な読者が多い「キングダム」だ。古代中国の秦王政が中華統一していく過程を描いている。
(以下、読んでいないと分からない文章)
単行本では秦と趙の存亡をかけた対戦に突入している。漫画の中でラスボス的な雰囲気を漂わせている李牧は秦の策に翻弄されているように見える。これも将来、李牧が超人的な活躍をするお膳立てなんでしょうか。桓騎が恐ろしく強いのも、李牧にボコされるお膳立てなんでしょうか。桓騎は強くて、ワルくて、漫画のキャラクターとしては魅力的ですが、桓騎が万策つきるシーンを見るのも楽しみであります。あと、今見えているところでラスボスは李牧だけど、最終ラスボスは楚の項燕かと。それと、身内の裏切り者か。項燕がどんな超人ぶりで描かれるのか楽しみであります。
歴史にたらればを言っても仕方ないけど、晋が趙、魏、韓に分裂しなかったら、秦の統一はやすやすと行かなかったんじゃないかと。春秋時代は晋が覇者だった時代もある訳だし。しかしながら、最終的には出身を問わず有能な人材を登用する秦が統一したんじゃないかと。
音楽は相変わらず聴いている。いろいろと平衡を保つためには聴かなければ。
ヘンデルの水上の音楽。今の時期はやはりこれかな。
ある日、飲み会からの帰り道、ショルティ指揮ウィーンフィル、ニーベルングの指環 超超抜粋盤。デッカの歴史的名盤だ。圧倒的なパワー・カタルシスだ。素晴らしい。酔っ払いながら、聴いているとブリュンヒルデの自己犠牲のところで、淀川通過。マンションの灯りを映した淀川がライン川と重なるなあ。
物欲にかける橋
休日に梅田にくると、相変わらず人出がすごい。
大阪駅からヨドバシへ橋がかかった。これで大量の人がヨドバシ2階にアクセスすることになるだろう。まあ、私も便利になるので、これはこれで良い。
芸人がライブしてる。。。だめよだめだめをライブで聴いてしまった。フィルムの現像出しに行ったが、ヨドバシの2階カメラコーナーはすごい人出だった。 この人口密度なら、敷地の北側にヨドバシタワーが出来て、売り場が2倍になっても納得できる。
私は日本橋に本店を構える家電量販店が、ヨドバシが来てから、軒並み無くなって行ったのが寂しかったが、まあ仕方がない。大阪人は実利をとるのだ。この場所にあるのはやっぱり便利だ。そんなこと言っている私もヨドバシを利用している。ただし、オーディオはしっかりと視聴できる日本橋のお店がいいなあと思う。逸品館とか宜しい。
ヨドバシ梅田にかける橋だから淀橋なんだそうだ。うーむ。
a rose is a rose is a rose 中之島のバラ園
a rose is a rose is a rose
という詩を書いた人が出てくる映画を昔見た。
これは面白かった。タイムスリップものだが、戦車小隊やイージス艦など物騒なものはタイムスリップしない。ヘミングウエイに憧れる物書きが、ヘミングウエイがパリに暮らしていた時代にタイムスリップするという、いたって平和なものだ。
今頃、現像を受け取りに行ってきた。
今、フィルム写真に凝っているので、Nikonの機械式一眼レフにフジのカラーネガを詰めて行ってきた。レンズは、超広角の20mmミリ。超広角だと、花だけではなく、まわりの人や風景も写り込んでしまうけど、まあそうゆうのもいいかなと思った。
Nikon new FM2+AI AF Nikkor 20mm f2.8
自分でも意外だったけど、大輪のバラより、小ぶりなバラが気に入った。
例えばこうゆう。野に咲くバラという感じがする。
また、秋に咲くそうなので、行ってみよう。
Nikon new FM2+Micro Nikkor 55mm f2.8
芽も力強くてなかなかいい。
仁徳天皇陵
所用で堺東へ。堺市役所21階に行ってきた。
ここは、休日でも入ることができる。私が行った時は、観光バスが横付けされて、韓国人の観光客がいっぱいであった。
ここに来たら、仁徳天皇陵を見なければ。最近は教科書で違う名称で言われているらしいが、堺市役所は「仁徳天皇陵」押しだし、なじみがあるので、ここでは、仁徳天皇陵で通す。
でかい。圧倒的な緑の塊。古代にこんな巨大なものを作るとは、恐れ入りました。ほとんど山です。背後に控える葛城山系と比べても緑のボリュームは遜色なく、恐れ入りました。
葛城山系のふもとや古墳が点在している風景を見ていると、たしかに建物は現代の風景なれど、古代にタイムスリップする感じがして不思議な気分だ。この地に確かに王権があったんだなと感じられる。
今度は、展望階の北側から、大阪市 方面を望む。はるか遠くに梅田のビル郡が見える。建物、建物が見えるばかりで、緑が全然見えない。古代のころは見えている範囲は海のところも多かったのではないか。中世の頃は、堺は国際貿易港で、大坂は石山本願寺の門前町。堺の方が、都会だったんだろう。
梅雨前に京都に行ってきた
うっとうしい梅雨の始まる前に、京都に行ってきた。
まずは岡崎の行列のできるうどん屋さんで腹ごしらえ。
- ジャンル:うどん
- 住所: 京都市左京区岡崎南御所町34
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- (写真提供:うまうましー)
Sony NEX7+Carl Zeiss Sonnar 24mm f1.8
私は辛いうどん、妻は写真に載せているかけうどんと鳥天のセットを頂いた。
かなりのボリュームで、たべても食べても、そこの方からうどんが出てくる。
店の人のサービスも行き届いていて、とても気持ち良く頂いた。
岡崎といえば、美術館も多いし、くらヲタの聖地ロームシアターもある。近くに南禅寺などの観光名所も多いし、哲学の道を北上しても良い。
しかし、今回の目的地は動物園。
ここの動物園は、最近リニューアルされて、関西の情報番組で良く取り上げられているし、最近鳥好き(見るのも食べるのも好き)なので来たかったのだ。レンズを標準ズームに付け替えて、動物園に突撃。
BIRDER(バーダー)2015年9月号 完全保存版「フクロウ類 大全」
- 作者: BIRDER編集部
- 出版社/メーカー: 文一総合出版
- 発売日: 2015/08/17
- メディア: 雑誌
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私は、最近はやりのフクロウが見たい。
行った日は土曜日だったが、混んでなく快適だった。外国から来られる観光客もさすがにここでは少ない感じだった。これは、キリンを見ることができる2階デッキからの眺めだが、東山が一望できて気持ち良い。レトロな観覧車がなんともいい味だしてる。
ワシミミズク発見。思っていたよりでかい。恐らく、ユーラシア・ワシミミズクか?しかし、昼間はメローなモードだ。完全に寝ている。仕方がない。
こちらは、起きていた。しろフクロウ。体が真っ白なので、オス。
たしか、夏はシベリアのツンドラ地帯にいて、何千キロも移動する。(前にドキュメンタリーで見た。)
こちらのゲージの前には、JKの人だかりができて、JKからかわいい、かわいいと連発であった。やはり魔法使い映画で有名な鳥は人気が違う。
タンチョウはやはり、姿・形が美しい。恐らく抱卵中のメスをほったらかしにして、オスは他のツルと壁越しにつつき合いをしている。
ハヤブサは猛禽類なれど、目がくりくりしていて、結構好き。ここのハヤブサは餌台に肉が置かれていても、我関せず、悠然としていた。満たされたハヤブサ・・・
鳥だけでなく、一般的なけものも見たのである。ここの人気はトラだ。起きている時は、獰猛だったが、ご飯を食べてからお眠になったようだ。図体はでかくて、恐ろしいが、お眠になると仕草はその辺にいる猫そのもので、なかなかかわいい。
動物園は入場料がとてもお得に感じるほど楽しめた。出た後、特にあてもなく四条の方にやってきた。レンズは単焦点のゾナーに替える。
この日もやっぱり人が多い。ずらっと、人が並んでいる。
鴨川だけにカモがいる。後でゴイサギ、アオサギ、コサギも飛来。なかなかの鳥ワールドだ。ブラタモリで見たが、昔の鴨川はずっと川幅が広かったそうだ。川幅はいまぐらいの方が、対岸の人の様子が分かっていい感じだ。長い時間ぼおっとした後、ブラタモリでやっていた祇園の街に行ってみた。
祇園に来たら、すごい人出だった。祇園にエルメス?祇園にはライカの店もあるし、こうゆう、ラグジャリーな店も増えてくるのだろうか。
寺院にかぼちゃ?
舞妓はん発見!京都に何回も来ているが初めて見た。ほんまもんはオーラが違う。
まわりにいる、たくさんの外国人観光客の方も、ええもんみさせていただいたわあ、という雰囲気だった。
これ、意識せず撮ったけど、流しとりみたいになっている。
さて、祇園を後にすると、空がとてもいい感じになっておりました。
京都は何度もきているけど、来るたびに何かの発見がある。
音楽は相変わらず聞いている。と、いうか聞いていないとやってられない。
フォーレ バイオリンソナタ。マーラー交響曲第2番 ブーレーズ指揮・ウィーンフィル。久しぶりにマーラーを聴いたが、とてもいい。
ムクドリは巣立ち、カラスの子は地上におちる。
今年も家の近くで、ムクドリが巣をつくり、子が巣立っていった。
冬からムクドリのペアが良く家の近くに来て、ぎゅるぎゅる鳴いていたので、今年も巣を作るのかなと思っていたらそうなった。
卵からヒナがかえり、最初はぴーぴーとか細い鳴き声だった。
ちなみに巣は別敷地の使われていない建物の中にあるので、状況は聞こえてくる音で判断している。
そのうち、ヒナたちの鳴き声も、たくましく、うるさくなってくる。
親鳥の鳴き声も冬のぎゅるぎゅるではなく、ぎゃーぎゃーと怪獣のようになってくる。
はっきり言ってうるさい!
ムクドリというやつは、とにかく虫を大量に食べるので、昔は益鳥とされていたようだが、今は街路樹をねぐらにして、騒音と糞害で問題になっているという。
子育て終盤の親鳥たちの給餌ピッチは凄まじかった。
親鳥が飛んで行く方角から、あの公園に行っているのかなと想像したが、5分もたたずに戻ってくる。どれだけ、餌を見つけるスピードが速いんだろうかと思ってしまう。
子育ての最後、親鳥が隣の建物まで飛んで行って、巣にいるヒナに向かい、キーキーギャーギャーとどなり立てているのは、実にうるさかった!
たぶん、ヒナに向かって、「こら、おどれら、はよ飛ばんかい」とどなりつけているのだろう。そしてある朝、恐らく最後まで巣にいたヒナが、親鳥の激励を受けて飛び立っていく様を目撃してしまった。去年はちまちま飛ぶ練習をしていたが、今年は南の方角へ一気に飛んで行った。以来、ぜんぜん戻ってこない。
そのシーンを目撃して、まあ、素直に、感動しましたね。
BIRDER(バーダー)2016年7月号 スズメ・ムクドリ・ヒヨドリ
- 作者: BIRDER編集部
- 出版社/メーカー: 文一総合出版
- 発売日: 2016/06/16
- メディア: 雑誌
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私はバーダーか
身近にいる鳥として、カラスがいる。
この本を読んだが、面白かった。
ペアのカラスは縄張りを作るが、私の家はどうやらぐわあと鳴くハシボソ・カラスのペアの制圧下にあるようだ。
また、ある朝通勤途上の道にカラスがちょこんとおった。
人が頻繁に横を通るが、まったく御構い無しで、通行人を観察している。
私の方に向かって、ぐわあと鳴いた。
口の中が赤い。口の中は黒くないので、まだ子供だなと分かった。
本を読んだ成果が出た。
巣立ったものの、まだ飛べないので、地上にいるんだろうな。
その後、2日、通勤途上でカラスの子を目撃した。
植え込みのなかに潜って、首だけだしてきょろきょろしたり、
ひょうきんなやつである。
音楽は相変わらず聴いている。と、いうか音楽を聴いていないとやってられない。
フォーレのバイオリンソナタ、ブラームスのピアノトリオ、ブラームスの1番小沢征爾さんでなどなど。