全軍突撃してください〜キングダム47

おっさんが発売日が来るのを待ちきれず、単行本の発売日が来ると万難を排し本屋に赴き、可及的すみやかに入手する漫画がある。すでに熱狂的な読者が多い「キングダム」だ。古代中国の秦王政が中華統一していく過程を描いている。

キングダム 47 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 47 (ヤングジャンプコミックス)

 

 (以下、読んでいないと分からない文章)

単行本では秦と趙の存亡をかけた対戦に突入している。漫画の中でラスボス的な雰囲気を漂わせている李牧は秦の策に翻弄されているように見える。これも将来、李牧が超人的な活躍をするお膳立てなんでしょうか。桓騎が恐ろしく強いのも、李牧にボコされるお膳立てなんでしょうか。桓騎は強くて、ワルくて、漫画のキャラクターとしては魅力的ですが、桓騎が万策つきるシーンを見るのも楽しみであります。あと、今見えているところでラスボスは李牧だけど、最終ラスボスは楚の項燕かと。それと、身内の裏切り者か。項燕がどんな超人ぶりで描かれるのか楽しみであります。

歴史にたらればを言っても仕方ないけど、晋が趙、魏、韓に分裂しなかったら、秦の統一はやすやすと行かなかったんじゃないかと。春秋時代晋が覇者だった時代もある訳だし。しかしながら、最終的には出身を問わず有能な人材を登用する秦が統一したんじゃないかと。

 

音楽は相変わらず聴いている。いろいろと平衡を保つためには聴かなければ。

ヘンデルの水上の音楽。今の時期はやはりこれかな。

ある日、飲み会からの帰り道、ショルティ指揮ウィーンフィルニーベルングの指環 超超抜粋盤。デッカの歴史的名盤だ。圧倒的なパワー・カタルシスだ。素晴らしい。酔っ払いながら、聴いているとブリュンヒルデの自己犠牲のところで、淀川通過。マンションの灯りを映した淀川がライン川と重なるなあ。