所用で堺東へ。堺市役所21階に行ってきた。
ここは、休日でも入ることができる。私が行った時は、観光バスが横付けされて、韓国人の観光客がいっぱいであった。
ここに来たら、仁徳天皇陵を見なければ。最近は教科書で違う名称で言われているらしいが、堺市役所は「仁徳天皇陵」押しだし、なじみがあるので、ここでは、仁徳天皇陵で通す。
でかい。圧倒的な緑の塊。古代にこんな巨大なものを作るとは、恐れ入りました。ほとんど山です。背後に控える葛城山系と比べても緑のボリュームは遜色なく、恐れ入りました。
葛城山系のふもとや古墳が点在している風景を見ていると、たしかに建物は現代の風景なれど、古代にタイムスリップする感じがして不思議な気分だ。この地に確かに王権があったんだなと感じられる。
今度は、展望階の北側から、大阪市 方面を望む。はるか遠くに梅田のビル郡が見える。建物、建物が見えるばかりで、緑が全然見えない。古代のころは見えている範囲は海のところも多かったのではないか。中世の頃は、堺は国際貿易港で、大坂は石山本願寺の門前町。堺の方が、都会だったんだろう。