水族館で過ごす日

名古屋港水族館へ行って来た。

マツコの知らない世界はよく見ている数少ないバラエティ番組でマニア愛に溢れているのが良い。(全世界のマニアックな人 団結せよ)いつかクラヲタの世界やオーディオの世界をやってほしいものだ。

その番組で水族館特集をやっていて、名古屋港水族館サンシャイン水族館の空飛ぶペンギンに興味を持った。名古屋は大阪からも気楽に行けるので、お盆休みにさくっと行って来た。

この水族館の何に興味を持ったのかというと、巨大なイルカプールを下から観れるゾーンがあって、そこで、ぼおっとイルカを眺めてたいと思った。

巨大なイルカプールがこれ。イルカショーをやってる。

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Nex7,キットズーム

イルカの飛翔力はあり得ないレベルだ。

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その水槽の下の様子を見ることができる。

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ショーの時の水面下の様子を観れるのだが、それよりもイルカが労働していない、またーりとした様子を眺めるのが良い。

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水槽の向こう側から、ゆらりゆらりを背面でこちらに向かって来て、アクリルパネルのあたりで水面へ上昇する。

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自分の吐いた空気の泡にぱくつく、6頭のイルカが同じような行動をただひたすら繰り返す。この日は盆休みでイルカちゃんたちも5ステージをこなす。USJの外人ダンサー並みのスケジュールだ。

イルカのオフの行動、この同じことの繰り返しをただただ見つめているのが心地良い。ぼおっと、眺めていると、悩み事など霧消しそうな感じだ。チョン・ミュンフンはシンフォニーを前にすると悩みは消え去るのだと言ったけれど、イルカも悩みを消し去るな。良い。

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ただ、イルカは何考えているだろう。水族館で生まれた個体なら考えないだろうが、広い太平洋を泳いでいて、捕獲された個体なら、プライバシーがないねとか考えないだろうか。プライバシーという概念はさすがにないかもしれないが、海と比べた水槽の狭さとか、餌が妙に細切れでたまにはでかい魚まるのみさせろとか、水槽がせまいので粗相するにも仲間に気をつかうとか思わないだろうか。

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とはいえ、好奇心旺盛で、とめどなくやってくる客に愛想をふりまいてくれるイルカは、なんともプリティーなやつである。

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プリティーといえば、シャチもなかなか。

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飛翔力はイルカほどではないが、この空中ひねり飛び。どりゃ。

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この水がばしゃっとなるのは、重量のあるシャチならでわかと。

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公開トレーニングが終わると、シャチは背面になってスタッフにお腹をさすってもらっている。シャチは海中では最強で獰猛なイメージがあったが、これを見てそんなイメージも崩れてしまった。シャチはどうも、手ですりすりされるのが好きなようだ。