パラブーツ〜バース
ここ数年、夏はデッキシューズばかり履いていた。
お出かけに、近所のスーパーに買い出しに。
デッキシューズはその出自から、水に強そうで、夕立にあっても気兼ねなく履けるので、重宝している。
私が履いているのはパラブーツのバースというやつだ。
GWのある日、ベランダにバースを放り出して撮ってみた。
Sony NEX7にMicro Nikkor 55mm f2.8 をくっつけて。マイクロニッコールの解像すばらしや。
いきなり話が横道にそれてしまった・・・
革はろくすっぽ手入れをしていないのであるが、いい状態を保っている。
ときどきブラシをあてるぐらいだったなあ。
あまりにも手入れしていないので、デリケートクリームを塗ってみた。
フランス海軍の潜水艦部隊も使ってるとか、うんちく話で良く聴く。確かに夕立の日に履いていてもグリップが良くて滑りにくい。でも、接地するとき、きゅきゅきゅとソールから音がするかな。もし私が、潜水艦部隊に配置されて、この靴を履いていたら、ソール音が原因で轟沈されるかもしれない。
モカシン。
手に入れた時は、履きごごちは、ふ〜ん、こんなもんかあ。ぐらいにしか思っていなかったが、履きこむと、革が足の形状記憶したのか、とても心地よくなった。一枚の革を足にくるんで歩いているよう。まさにモカシンだ。
写真では分かりにくいのだが、ソールも結構汚れてきて。。。
ソール交換もどうかなと思っている。
そうなると、このバースは、フランスに強制送還なのか。
あと、1シーズンは履くか。。。
こちらは、過去記事。これからの季節に始動する。シャンボード。
こちらも使えば、使うほど気に入っております。
聴く欲
しっかりと、真空管とトランジスタのハイブリットアンプを温めて、音楽を聴く。
CDPは日本、AMPはイタリア、SPはオーストリア。枢軸国か。
久しぶりにフルサイズのコンポで聴くといい。(いつもはiPhoneにイヤホン)
特にしばらく稼働しこなれてくると、音がまろやかになり、古い録音を聴いていると、タイムスリップして、昔の歌劇場にでもいる気分になる。
最近ようやく、体に染み渡るようになってきたチェロソナタ。1番を聴く。
- アーティスト: Johannes Brahms,Dejan Lazić
- 出版社/メーカー: Channel Classics Nl
- 発売日: 2007/05/08
- メディア: CD
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空気がひんやりしてくると、ブラームスの渋みが気分にあう。
SACDのチェロの音色が体を包み込むようだ。
お気に入りの一枚である。
- アーティスト: Astrid Varnay,Wolfgang Windgassen,Hans Hotter,Richard Wagner,Giuseppe Verdi,Ludwig van Beethoven,Herbert von Karajan,Leopold Ludwig,Eugen Jochum,Hans Knappertsbusch
- 出版社/メーカー: DOCUMENTS
- 発売日: 2014/10/14
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一気に録音年がさかのぼりヴァルナイさんのボックスから、ジークフリード・神々の黄昏のハイライト。
このボックス、安価だけど、音質もいいし何回も聴いている。完全に元取っている。減価償却完了。
ジークフリードのブリュンヒルデの目覚めの音楽はすばらしいなあ。
恋は無敵艦隊。という感じだな。
ワーグナーも秋が深まるとバッチリ、はまる。
ほんと好きな人は1年中聴いていると思うけど。バイロイド音楽祭も夏だし。
- アーティスト: R. Strauss,Carlos Kleiber
- 出版社/メーカー: ORFEO
- 発売日: 2008/10/21
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結構、高かったんで、買おうかかおまいか躊躇した一枚。
でも、時間がなくてあまり聴いていない。
クライバリアン(?)の方にはマストな一枚だろうなあ。
序曲で、アドレナリン出まくる。
これがオペラだなああ。という、感じ。
三重唱の歌い出しのところがたまらん。
元帥夫人の体の底から絞り出す感じが、演歌だ。
時間がないので、結局、ツマミ食い。
Lehar: Die lustige Witwe / Das Land des lachelns
- アーティスト: Franz Lehar,Otto Ackermann,Philharmonia Orchestra,Elisabeth Schwarzkopf,Nicolai Gedda,Erich Kunz,Emmy Loose,Otakar Kraus,Andre Mattoni,Anton Niessner
- 出版社/メーカー: Warner Classics
- 発売日: 2010/03/08
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ディスクユニオンで棚を眺めていた時に、昔metライブビューイングで見たことを思い出して、購入した一枚。
レハールのメリー・ウイドウ。ストーリーは大人が見て違和感ないし、音楽も名旋律連発なので、いつか実演で見たいものであるなあ。
大阪クラシック〜1日目。スターバックスでバッハのソナタ
今年も大阪クラシックに行ってきた。
スターバックスで無伴奏バイオリンソナタをやると知って、以前から行きたいなあと思っていた。
会場のスターバックスコーヒー肥後橋南店は、フェスティバルホールの近くにあることもあって、時々訪れていた。窓から見える街の風景が心地よく、落ち着ける空間だ。
会場をご提供いただいているスタバを宣伝すると、下のリンク貼ってるやつがすっきりして美味しかった。
ライブの前に大植さん前説。スターバックスの命名由来に関するうんちくを披露。大植さんといえば、やっぱりうんちくだな。相変わらず元気でなによりです。
今日の演目はバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番。演奏者の方は、1箇所危なっかしいところがあったけど、暖かい音色で弾ききったと思う。
第3曲のラルゴの旋律がとても好きだ。以前誰かのライブのアンコールで聴いてとても好きになった。自分にとって腑に落ちる旋律。バッハらしい旋律。人生は美しいな、そんな気分にさせてくれる。
第4曲Allegro assaiは演奏を至近で見ていると、弾いてて指つりそうな難曲だと思った。こんなものを弾けるとはヴァイオリニストはすざまじい。
スタバで私の好きなバッハの無伴奏を聴けた。ヴァイオリンの方、ボランティアの皆さん、会場を提供してくれた方に感謝であります。
。。。
そういえば、ライブにここのところ行けていない。
久しぶりにバヨリンの生音を聴いて、やはり生音はよいものであるなあと思う。
オーケストラのライブかリサイタルに行きたいなあと思う。
ライブがはねてから、フェスティバルタワー2期のビルに初めて入ってみた。
夜にいくとこの辺りの雰囲気はいい。人気のないエスカレーターがこれだけ稼働しているのは、SFであるなあと。
ライカで日本橋散歩
念願のカメラ ライカM4を手に入れた。
レンズは歴史に名を刻むズミクロン5cmだ。
昔よく散歩していた日本橋(大阪です)で撮ってみた。
日本橋一丁目(通常にっぽんいち)からすぐあるカメラさんに昔よく行っていた。
その近くのペットショップで犬猫を眺めていることも多かった。昔は鳥かごもたくさんあって、インコが飛翔していたけど、久し振りに行ってみたらなかった。
黒門市場に来てみたら、私の知っていた黒門の風景ではなく、観光客であふれかえっている。テレビで情報としては知っていたが、ここまでとは。いつから、黒門市場は観光地になったのだろう。
南下する。ドスパラが見えてきたら電気街に来たという気になる。
電気街の中に出現するクラシシズム。高島屋おおさかみせ東別館。空にレンズを向けるともわわとする。60年前のレンズだもんなあ。
普通の街並みのアイストップに、クラシックな建築があるのが良い。
こういう風景は日本橋らしいなあと思う。もともと街の中心は堺筋のアーケードのある通りだが、マニアック・イン・ハウス(おたく)は西側のヲタ・ロードに移動している。(写真はヲタ・ロードではなく、ヲタ・ロードへつつづく道)
いろいろと突っ込みどころがある五階百貨店。この界隈は昔の雰囲気が残っていて、大好きである。
大大大好きな、喫茶店ポミエでカツ丼をかっつく。このお店はいつも行列ができているけど、暑い中に行列に並ぶことも苦にならない。味付けがしっかりしていて癖になる。店内も雰囲気も落ち着いている。ボリュームは満点。以前はかるく平らげていたけど、久々に食べたら食べても食べても無くならない!年を実感しました。
ズミクロン5cmの最小撮影距離は1mなので、こんなテーブルフォトになってしまった。ピントが一味唐辛子に行っている。
こちらにも五階百貨店があった。支店ですかね。
ここもお気に入り、音のセレクトショップ、逸品館さん。オーディオに興味を持った時、ここのホームページを読みあさっておりました。ホームページがとにかく熱い。現在、愛用しているCDP、AMP、SPぜんぶここで揃えました。ショップおすすめ品を選択して、とっかえひっかえもなく長いこと使ってます。いい買い物ができたと感謝です。
最近、気になるeイヤホンさん。日本橋本店です。いろいろと視聴してしまった。iPhoneでもよく音楽を聴くので、最近のヘッドホンの機能。ワイヤレス・ノイズキャンセリング・AAC対応も非常に気になる。
堺筋のアーケード街。以前は日本橋を本店とする電気屋さんが立ち並んでいたんですがねえ。。。以前はびっしりと電気屋さんだったが、今はホテル・マンション・コンビニも建っている。
なんばソフマップちかくの喫茶オランダは、昔よく行った喫茶店だ。まだ、やっててほっとした。
ライカは使いこなすには、まだまだ時間がかかりそうです。
ニコン ファンミーティングに行って来た
ニコン100周年記念のファンミーティングに行ってきた(大阪会場)。私はマニュアルのnew FM2とnikkorレンズを何本か愛用している。時々、カメラにフィルムを詰めて撮影している。もちろん、愛用しているカメラを持って行った。他の皆さんも当然の様にカメラをぶら下げて、ドヤ顔しているような気がする。熱気にあふれている。やはり、ニコンはマニアの匂いがする。
入るなり、現在販売しているレンズ群が目に入ってくる。圧倒的なレンズのひな壇。黒と金色のラインの世界。ニコンは やっぱり黒だ。
中央にある50mm f1.4Dレンズ。20年前に買ったがそれがいまだ現行ラインナップなのがすごい。こんなのニコンだけか。
ニコンFから始まるニコンフィルム一眼の名機たち。ニコンのカメラのデザインは素晴らしい、マニア心を揺さぶるものだ。基本的になで肩じゃなく、いかり型。どことなく武器をも連想させる。ジウジアーロデザインのF3は昔から好きだったが、近頃はFやF2がかっこよろしいなあと感じる。FM2やFE2もいる。私のnew FM2はシルバーだが、これを見ていると、黒が良かったかなとも思う。シルバーか黒か、革靴を買うとき黒か茶かで悩むように、永遠の問題だ。
会場には、フィルムカメラをぶら下げた人も少数派ながら、ちらほらいて、どうしてもそっちに目がいく。FやF2、F3モードラ付き。かっこよろしい素晴らしい。全世界のマニアック団結せよ。S2やSPの方はさすがにお見かけしなかった。
Fの分解清掃。時間がないので見れなかったが、これも面白そうだ。
あと、モデルの方たちのポートレートを撮らせていただいた。手巻きでポートレートはたいへんだが、昔は皆これで撮ってたものなあ。
ニコンのファンミーティングは明日が最終日(2017/9/3)です。
水族館で過ごす日
名古屋港水族館へ行って来た。
マツコの知らない世界はよく見ている数少ないバラエティ番組でマニア愛に溢れているのが良い。(全世界のマニアックな人 団結せよ)いつかクラヲタの世界やオーディオの世界をやってほしいものだ。
その番組で水族館特集をやっていて、名古屋港水族館とサンシャイン水族館の空飛ぶペンギンに興味を持った。名古屋は大阪からも気楽に行けるので、お盆休みにさくっと行って来た。
この水族館の何に興味を持ったのかというと、巨大なイルカプールを下から観れるゾーンがあって、そこで、ぼおっとイルカを眺めてたいと思った。
巨大なイルカプールがこれ。イルカショーをやってる。
Nex7,キットズーム
イルカの飛翔力はあり得ないレベルだ。
その水槽の下の様子を見ることができる。
ショーの時の水面下の様子を観れるのだが、それよりもイルカが労働していない、またーりとした様子を眺めるのが良い。
水槽の向こう側から、ゆらりゆらりを背面でこちらに向かって来て、アクリルパネルのあたりで水面へ上昇する。
自分の吐いた空気の泡にぱくつく、6頭のイルカが同じような行動をただひたすら繰り返す。この日は盆休みでイルカちゃんたちも5ステージをこなす。USJの外人ダンサー並みのスケジュールだ。
イルカのオフの行動、この同じことの繰り返しをただただ見つめているのが心地良い。ぼおっと、眺めていると、悩み事など霧消しそうな感じだ。チョン・ミュンフンはシンフォニーを前にすると悩みは消え去るのだと言ったけれど、イルカも悩みを消し去るな。良い。
ただ、イルカは何考えているだろう。水族館で生まれた個体なら考えないだろうが、広い太平洋を泳いでいて、捕獲された個体なら、プライバシーがないねとか考えないだろうか。プライバシーという概念はさすがにないかもしれないが、海と比べた水槽の狭さとか、餌が妙に細切れでたまにはでかい魚まるのみさせろとか、水槽がせまいので粗相するにも仲間に気をつかうとか思わないだろうか。
とはいえ、好奇心旺盛で、とめどなくやってくる客に愛想をふりまいてくれるイルカは、なんともプリティーなやつである。
プリティーといえば、シャチもなかなか。
飛翔力はイルカほどではないが、この空中ひねり飛び。どりゃ。
この水がばしゃっとなるのは、重量のあるシャチならでわかと。
公開トレーニングが終わると、シャチは背面になってスタッフにお腹をさすってもらっている。シャチは海中では最強で獰猛なイメージがあったが、これを見てそんなイメージも崩れてしまった。シャチはどうも、手ですりすりされるのが好きなようだ。
打ち上げ花火 横から遠くからみる
花火を見る。
というのは、柄ではないが、見てきた。
大阪ではかなりメジャーな花火大会である淀川花火大会だ。
花火大会は人出が多い。
淀川の北側十三から、高層ビルが林立する梅田の夜景をバックに花火を見るのが理想であるが、とんでもなく人出が多そうである。
会場から少し離れた上流に陣取る。
離れた場所でも、人出が多い。
淀川は毎日通過しているが、あまり見ていないなあと思い。
日が沈むまでしげしげと見ていた。
そして、ソニーのデジカメに60年前のレンズ ズミクロンをつけて撮ってみた。
花火の写真も撮ってみたが、あまりうまく撮れず。早々に諦める。
もっと花火の近くで、三脚立てて、露光時間を取らないと難しい。
これは撮ってるより 、生目でみてる方がいいなと思った。
花火の前に阪急電車が通るのだが、フィナーレの時は絨毯爆撃の中を疾駆する特急のように見えてしまった。
音楽は相変わらず聴いている。聴かないと平衡を保てない。
ここのところ、ケフェレックさんのバッハ曲集をよく聴いている。
電車でバッハを聴きながら、車窓の景色が変わっていくのが、感覚として心地よい。