ビル・エヴァンス〜ムーン・ビームス


くそ忙しい日々が過ぎyryr(やれやれ)です。今日はベッドの中で、いちにち音楽付け(幸せ)。シューベルトやら、グリークやらの歌曲に、トスカニーニ指揮のブラームス。素晴らしい・・・そして夕方から、虫の音が聴こえる様になる。コオロギくんに鈴虫くん、彼らの歌声は素晴らしいですね。体に似合わずに大きな声量だし。パバロッティドミンゴも真っ青なテノールじゃないだろうか。しかも、彼らは奥ゆかしい。なかなか自分の姿を表さないほどに奥ゆかしいのです。去年も鈴虫がりんりんと鳴くこの時期にビル・エヴァンスのWaltz for Debbyを聴きながら、ええなあと思っていたのを思い出しました。ビル・エヴァンズ・トリオとコオロギくん鈴虫くんのセッションというのはなかなかムードがあるのでございます。そういえば、去年のちょうどその時期、Waltz for Debbyで記事を書こうかと思っていたけど、書きかけで放置してた。
今年聴いていたのは、押し入れの中から救出したムーン・ビームスであります。美しいジャケットが印象的であります。思うんだけど、ジャズのジャケットアルバムってどうしてこう、格好よろしいのが多いんだろう。エヴァンズで言えば、このMoon Beamsもそうだし、Waltz for Debbyとかもいいし、浮遊感のあるUndercurrentとか超かっこいいんです。ひるがえってクラは指揮者のどや顔アップ写真とか枯れた風景写真の印象があるんですよね。まあ、それはそれでいいんですが。
動画は、Moon Beams からPolka Dots And Moonbeamsであります。リリシズム全開。