今日も関西は夏らしい天気。昨日よりは不快ではないが、例によって重厚な交響曲とかオペラには手が伸びず。
Martha Argerich Edition-Chamber Music
- アーティスト: Martha Argerich
- 出版社/メーカー: Warner Classics
- 発売日: 2011/05/09
- メディア: CD
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メンデルスゾーンのピアノトリオとか、シューマンのピアノクインテッドとか聴いていた。フランクのチェロソナタとか、いい曲ですね。第4楽章が特に。シューマンピアノカルテッドの第3楽章もいいなあ。バルトークのソナタとか聴いたけどまだにわかクラふぁんとしてはまだ苦手かな。ちと情緒不安定になる。
行きたいコンサートないかなとか探してみる。ベルリンフィルは東京のみ、マーラーの第9は好きであるが、平日に休みをとるのは無理。ウィーンフィルは東京、横浜、名古屋、広島。関西はないなあ。ま、BPOとかVPOとかチケット代の高いオケストラ行くより、地元のオケストラ行きたいのであるが、定期のある平日に行くのはほんとに無理である。
金曜日のYahoo!トピックスにアイスマンの最後の食事はヤギという記事があって、すごく興味をそそられた。アイスマンは5000年前にイタリア北部の氷河の中に閉じ込められて、氷河の中だったので、保存状態がよかった。今、最新科学の力で様々なことが分かってきた。アイスマンが育った場所はどこか。年齢は40代半ば。衣服は3枚重ね着をしていた。道具は銅製の斧、火打石を持ち、狩猟し火をおこして調理していた。また、ヒトツブコムギをすりつぶして直火で原始的なパンを作っていた。死因はおそらく殺人。などなど。本人も5000年後に全世界から注目を受けるとは思っていなかっただろう。このアイスマンさんのことを考えているといろいろなことを想像する。5000年前イタリア北部、当時はケルト人が多くいたところだろうか。当然ローマ王国などはまだ無い時代。エジプト文明が始まったぐらい。いや、我々が分かっていないだけで、形を残さずに消えていった文明社会がいろいろあったのかもしれない。彼が見ていた世界はどのような風景だったのか。アルプスの山並みなど自然の大まかな形は今と変わらないのだろうけど、森は今より鬱蒼としており、野生動物も数多く生息していたのではないか。アイスマンさんは逃亡していたとも言う。これは、まるでワルキューレに出てくるジークムンドの様ではないか。彼にノーツングが手に入れば・・・ほんとにこの話は、想像力が広がっていく。