やっと、新年の話題、1週間以上前になりますが、1月3日大阪厚生年金会館にベルガモ・ドゼネッティ劇場・椿姫を見にいきました。新年早々オペラとは優雅な気分。本場イタリアの歌とオケを堪能しました。
鑑賞していると胸が熱くなるシーンがあります。第2幕最後の、「alfredo, alfredo, di questo core」です。私は何回DVDでみててもこの場面に弱いです。アルフレードの若気の至りと暴走で傷つけられたヴィオレッタが切々と歌う姿はいじらしいです。ヴェルディの明るめの音楽がこのシーンとよくマッチしてます。家で今リピート中なのは、マリア・カラスの椿姫。ステファノのアルフレード、ジュリーニの指揮が融合した奇跡のようなオペラですね。これは。
椿姫の登場人物は一見悪そうな人もいますが、基本的にはみんな基本的にいいひと。世界征服を企んでいる人はいないですね。