京都嵐山〜大河内山荘
前から行ってみたかった大河内山荘に行った。
場所は、嵐山の竹林をずんずん西に進んで行って、突き当たったところにある。
インスタ名所の嵐山竹林はすざまじい人波だったが、大河内山荘に入ると嘘のようにひっそりとした空間だ。
銀幕の大スター大河内さんが長年かけて、庭師とつくり続けた庭園。
広い庭園です。もみじが結構あったので、晩秋はきれいな紅葉がみれるかも。
こんな景色が広がったり・・・
京都市内も見渡せる。
少し前、ブラタモリでやってたけど、あの稜線はどうしてできたんだったっけ。
白い柔らかい土が雨で浸食された。だったかな。最近記憶力が・・・
道はまだまだ続きます。一方通行で進みます。
最後は、抹茶と菓子をいただきます。
抹茶は苦手だけど、菓子といただくといいものですね。
イノダコーヒー〜京都 堺町三条本店
前から行きたかった京都の定番喫茶店に行ってきた。
イノダコーヒー本店でモーニングをいただいた。
この店はよく雑誌とかで紹介されているから、行ってみたかったのだ。
洋風の外観の建物と隣の町家が本店の範囲。
中は外から想像するより深く、かなりのお客さんを入れることができる。
行った時はGWで、かなり行列ができていた。
でも、キャパが結構あるので、スームズに中に入って、席に着くことができた。
ここは、がっつりと食べれる朝食メニューがあるのだが、がっつりという気分でもなく、こぶりなモーニングセットを頼んだ。そして。。。朝から別腹。ケーキをチョイス。ここのコーヒーはとても濃く、ミルク・砂糖入りがデフォルトみたいなので、素直に従った。
ケーキでいちじくとくるみの入ったファイゲトルテが絶品!これを食べにまた来たいぐらいだ。
雑誌でよく出てくるガーデンへと続く通路。インコが飼われている。
ヤマブキボタンインコ
オカメインコ おっさんずラブ
やはり鳥を見ていると和むわ。
中に入ると大きい店で、お土産コーナーも充実している。
観光の方もいいかもしれない。
まあ、私があれこれ書くより、本店のホームページで綺麗にまとめてくれている。
タンノイの
ちょっと前にヨドバシ梅田でタンノイのスピーカーの試聴会があったので、行ってみた。オーディオの試聴会は、初めてなので、興味深かった。
こうゆう試聴会に興味がないことはないのだが(まわりくどい表現)。
日本橋のオーディオ屋さんは敷居が高いというか。
以前、日本橋の高級オーディオ屋さんでスピーカーを物色していたときのことだ。
あるお店に入ったら、高級そうなスピーカーがずらりと並んでいて、お店の人があれは何百万とか、これはうん百万とか言ってきて、辟易したことがあった。
こっちはじゅうまんちょっとのスピーカーを探しているのになあ、と思った。
その中にタンノイのカンタベリーも鎮座していたと思う。
ちなみにそのお店はもうない。
ただ、タンノイについては良い印象を持っていて、以前東京に住んでいたときにどこかのヨドバシで、ターンベリーが美しくバイオリンを奏でていた。しばらく、聞き惚れていたのを覚えている。
今回、試聴したスピーカーは、レガシーシリーズのイートン・チェビオット・アーデン。
TANNOY/タンノイ LEGACY SERIES ARDEN CHEVIOT EATON | ESOTERIC COMPANY/エソテリック株式会社
アーデンなんて、ベテランのクラシック音楽ファンにとっては懐かしいだろうか。
タンノイはクラシック専用スピーカーと思っていたけど、ジャズも良くなっていた。
驚いたのは、クラシック・ロック、フレディーマーキュリーのボーカルも良かったなあ。エソテリの方が言ってたけど、英国のクラシックロックを流すバーはタンノイを使っていることも多いのだとか。
説明してくださるエソテリの方も、音盤大好き少年がそのままビジネスマンになったみたいで好感が持てた。こうゆう、試聴会があるのなら、また行ってみたいと思った。
それから、以前から行ってみたいと思っていた名曲喫茶に行った。
タンノイのGRFメモリーが鎮座している。
音量が低めだったが、どっしり、ゆったりしている。
こんどまた行ってみよう。
この小説、以前から興味があったが、まだ読んでいない。
あをによし〜新緑の奈良
ゴールデンウィークはどこの行楽地に行っても人が多いなあ。
家でヒッキーしているのも、思い出が残らないし。
で、平城宮跡の公園に行ったら、人が少なくて快適に行楽できました。
平城宮跡は、現代の東京で言えば皇居・永田町・霞が関を足したようなところで、
往時は7000人の官僚が働く、律令国家の中枢でありました。
今の財務省の前身、大蔵省もこの時代からあったようです。
平城宮の今の姿は原っぱ感がはんぱない。平城宮跡の真ん中を近鉄奈良線が走り抜けていく。今、国が歴史公園を整備していて、大極殿や朱雀門が完成。また、朱雀門広場で資料館やレストラン・カフェも整備された。今後も歴史公園として、整備していくようで、どんどん整備してほしい。天平時代の衣服をまとったおねえさん・おじさんもいたりしてコスプレ感もある。しかし、コスプレは美しい服をまとったいわゆる雲上人だ。庶民はこの時代麻袋を被ったような服を着ていた。
朱雀門(復元)です。人口密度がすくなくて、快適、快適。
資料館の展示内容も、これで無料?という内容で、歴史が好きな人なら楽しめると思う。私としては、当時の官僚の年収や、食べ物が興味あり。貴族の宴会の料理は鴨・あわび・えびにスィーツ(柿)まであり、今みても魅力的。庶民は穀物に塩に葉野菜だ。嗚呼、庶民。。。全世界のプロレタリア団結せよ。
以前、仕事でよく訪れていた奈良県庁の屋上にあがる。ここからは、興福寺・東大寺・若草山が見渡せて、気に入っている。
東大寺南大門。since1203 。800年を超える建築で、南北朝の騒乱も、戦国の世も生き抜いてきたと思うと感慨深い。金剛力士像も久しぶりに見たが、凄まじい迫力。見るたび思うのだが、金剛力士像の前の金網なんとかならないのだろうか。鳩避けのためなら、スーパーエアカーテンなど、現代科学を駆使して、つけれないかなあ。
東大寺2月堂への裏参道は、以前からたびたび訪れていた。この辺りまで来るとGWの奈良にしては人が少ないし、タイムスリップするような感覚が好きだ。
2月堂から、大仏殿と奈良市街地を望む。いい眺めです。
2月堂と鹿。THE奈良みたいな絵。
当日はどんよりと曇りがちだったが、春日大社まで来て、 夕日がさして来た。神々しい。フォトジェニック。インスタ映えだ。
ゴールデンウィークの真っ只中、人口密度の少ないところは、風情があっていいなあと思った。大仏殿前はすごい人波だけど、裏参道とか春日原生林はゆったりと歩けるのが良かった。
シューマン〜交響曲第4番
通勤途上、カラス・ウォッチングをしている。
去年の今頃、営巣を目撃して以来、この時期は注意してみてしまう。
近所に路面に対してオープンで営業しているパン屋さんがあるのだが、
店先に安売りパンをラップに包んでおいているワゴンがある。
その対面にハシボソ・カラスが1羽停まっていて、ただならぬ雰囲気を感じていた。
道路のトラックが通り過ぎると、カラスはわさっと飛び立ち低空飛行。
やおら、ワゴンに着地すると、2〜3秒、あたりを見渡しつつ、ぱくっとひとつパンをくわえ飛び立っていった。一瞬の出来事だった。
泥棒かささぎ、いや泥棒からす、だ。
ロッシーニ 「泥棒かささぎ」序曲 指揮・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
まあ、カササギもカラス科ということで。
近所の桜が散りつつある頃、近所の川を散歩した。川の中にカラスがいるぞ。
変だなと思い、よくみたらカワウだった。
その時の手持ちカメラは、距離の遠い鳥を撮るには全く無力のNikon FM2とAi Nikkor 105mm。
MFカメラと中望遠レンズでは、どうにもならない。
絵には撮れなかったが、水の中をすいすいと泳いでいる姿を見ることができた。
あんなふうに水の中を泳いでいるのか。
BIRDER(バーダー)2017年12月号 カイツブリ・アビ・ウ/冬のタカ類見尽くしガイド
- 作者: BIRDER編集部
- 出版社/メーカー: 文一総合出版
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 雑誌
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春も本格的になってきたし、春タイトルの曲を聴こうと思って、シューマンの交響曲第1番を手に取ってみたが、いまいち盛り上がらず。
第4番を聴いてみたら、気分にすっぽりとはまった。
もう最近は、LP時代の名盤を検索して、Apple musicで聴くということをやっている。
LP時代の名盤ははずれなしで、安心して聴ける。
ブログでいろいろと情報を提供いただいているクラヲタの皆様に感謝です。
SCHUMANN - Symphony no. 4 (SAWALLISCH, conducted)
バッハ333回目の誕生日〜2つのヴァイオリンのための協奏曲
今日、2018年3月31日はバッハの333回目の誕生日なのだそうだ。
クラシック音楽でどの作曲家が好きかと聞かれたら、バッハと答える。
バッハの音楽って、、、
シンプルな旋律、でもはっとさせられる音楽。
まるで、情景が見えてきそうな旋律。
飽きない、スルメのように何回噛んでもイイ。
しかも曲数が多い、カンタータだけでも200曲。全部で1000曲以上。全曲制覇は難しくとにかく生きている間は、新鮮な気持ちでリスニングできそうだ。
尊敬する建築家ルイス・カーンがこよなくバッハを愛し、ピアノを弾いていた。
地球外の知的生命体が聴いても、これはいいと思ってくれるんじゃないか。
など、いろいろあるが、一番大きいのは自分にとって支えてくれた音楽であること。
自分にとっての応援歌なのです。
マッキーのどんなときもです。
たとえ、精神的に立ち直れないときがきても、バッハの平均律クラーヴィアなら聴けると思うのです。
3月の終わりは、マタイ受難曲を聴いていることが多いのだが、今日は私の好きなコンチェルト、2台のヴァイオリンのための協奏曲を聴いてみた。
昔、あれほど面白くないと思っていたクラシック音楽に興味が出て、ベトベンのシンフォニーをひととおり聴いた頃、仕事の終わりに難波のタワーに定期的チェックに行ったときに、ヒラリー・ハーンさんのバッハ・ヴァイオリン協奏曲集が発売されていた。
すぐに2つのヴァイオリンのための協奏曲(通称ダブコン)が気に入った。特に第2楽章に陶酔し、ディスクを擦り切れるまで、、、レーザー照射した。
ガット弦の古楽器の方々の演奏も切れ味鋭くていい。レイチェル・ポッジャーさん。
Bach - Double Violin Concerto (part two)
この動画もよく見ていた。擦り切れるほど。マンゼさんとポッジャーさんの演奏。プロムス。
これも、昔の話。鳥取を旅行していたときのこと。
その中にシアターがあった。
平日にひとりできていた私は、シアターにはいってもひとりだった。
植田正治の写真がスクリーンに大きく映し出され、
このバッハのダブコン第2楽章がかかった。
これが猛烈にはまった。
しばらく、恍惚の表情を浮かべ、聴いていた。
と、まあ、思い出深い曲なのです。