BCJのクリスマス・アルバム

f:id:andaantee:20231223232449j:image

クリスマスということで、クリスマス・ソングを聴いて自分を鼓舞している。大抵この時期は年末進行で、皆が仕事をすっきりさせて休もうと考えている。タスクの押し合いへし合いもあって、結果的にこちらの仕事も立て込む。クリスマスの気分にもならないのだが、音楽でも聴いて自らを奮い立たせている。

 

Verbum caro factum est: A Christmas Greeting

今年は、Apple musicで上がって来たバッハ・コレギウム・ジャパンのクリスマス・アルバムを聴いていた。ザ・ファースト・ノエルを繰り返し聴いていた。以前、サントリーホール恒例のBCJによるヘンデルメサイアを聴いた時、アンコールがアカペラのザ・ファースト・ノエルで、とても印象に残った。あれが録音でないかとずっと思っていたのだ。今回このアルバムを聴いてようやく再会したおもいだ。

 

今日は糖分をとって、自分を奮い立たせるべく、クリスマス用のケーキを買いに行った。阪急中津駅にあるケーキ屋さんで、昔ながらのケーキ屋さんという感じでとても気に入っている。この辺りは昔ながらの街並みのすぐ先には、うめきたの再開発が絶賛進んでいる。中津はうめきた開発ができても、今の雰囲気が残って欲しいという思いはある。

 

 

 

 

バッハ〜無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番シャコンヌ

すっかり秋です。

今日は、久々にアンプを暖め、コンポでバッハのシャコンヌを聴いていました。

演奏は、イザベル・ファウストさん。

J.S. バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ集 (J.S.Bach: Sonatas & Partitas BWV 1004-1006 / Isabelle Faust (Vn))

いつも思うことながら、この曲は、進むにつれて、澄んでいく。

世界が澄んでいくと思いますね。

 

 

 

大阪クラシック〜1日目

久しぶりに大阪クラシックに行って来た。

オープニングの第1公演。中之島中央公会堂。大植さん指揮大阪フィルハーモニーのこうもり序曲とベートーヴェン交響曲第7番だ。チケットは見切り席がなんとか取れた。2階の4列目で、オケは半分見切れるけれど、大丈夫。大植さん、大フィルの演奏を聴くのは、ほんと久しぶりだ。こうもりは祝祭にふさわしい幸せな曲だ。ベートーベン7番の第1第2楽章は、どっしり、じっくり。まさに大フィルだなあ。アンコールは、シュトラウス兄弟のピチカートポルカ

中之島中央公会堂を出て、淀屋橋近辺を歩いていた。日曜日のオフィス街は、人がいなくて歩きやすい。

見上げるとビル街の樹木に果物がなっていた。

 第3公演はイベール木管3重奏のための5つの小品とオーリック 3重奏曲。行くと入場制限がかかっていて、撤退。

 第4公演はバッハ イギリス組曲第2番より、バッハフランス組曲ペルゴレージ トリオソナタ第4番、リン バッハ風作品だ。会場は日本生命本店東館で、さすがに保険業が産声を上げた町の本店だけあって、1階のホールは立派だった。編成がホルン2つとトロンボーンという異色のトリオということだった。アンコールはヘンデル 私を泣かせて下さい。

 第5公演、中央公会堂に戻って、バッハのヴァイオリン協奏曲第1番と2つのヴァイオリンのための協奏曲。2つのヴァイ〜は、今ままでしょちゅうCDで聴いている曲ではあるが、ライブ演奏を聴くとやっぱめっちゃいい。コンマス2人が旋律を奏でる掛け合いが最高だった。

 久々のクラシック音楽のライブで、オケの奏でる生のサウンドはいいなというのを再確認した。また、こうゆうイベントに来るといつも思うことだが、ボランティアの皆様には感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玉置浩二〜2023年コンサートツアー〜田園

夏の盛りに玉置浩二さんのコンサートツアーに行って来た。行ったのは8月20日の日曜日。ホールはロームシアター京都だ。前川國男が設計し、香山壽夫がリニューアルしたホールの中にようやく入ることができた。

 席は2階の真ん中で良く見える席だった。ライブの終盤、田園がかかると、髪の毛が逆立つというか、全身の細胞が活性するというか、とにかく熱狂する。普段はライブでブラボーなんて言わない私だが、この時は熱狂してしまった。最後は、無伴奏で、夏の終わりのハーモニーで大合唱。

 ライブがはねたら四条河原町まで行く。四条大橋に来ると何回来ても、同じところで同じような写真を撮ってしまう。

 この日のご飯は、前から気になっていた四条大橋そば中国料理の東華菜館にした。川床スペースもあったけど、外で食べるのは苦手なので、店内にした。この店は日本最古と言われるエレベーターがあって、蛇腹式のカゴで上がっていく。

 うーむ。春巻きがたまらん。ビールと一緒に最高、ライブを反芻し、最高な日だった。

 

 

 

 

 

SONY α NEX7 〜11年その2

前回、まとめきれなかったNEX7の第2弾。今やNEX7の記事を読みたい人もいないかと思うが、私の中の振り返りという意味の記事だ。写真は現像なしで、JPEG出力です。

さっき検索したら、デジカメwatchに発売時の記事が残っていた。

新製品レビュー:ソニーNEX-7 - デジカメ Watch Watch

今、ソニーのフルサイズを使っている人が見たら信じられないと思うが、これがトップエンドモデルだったようだ。

ゾナー24mm f1.8 / バリオテッサー16mm-70mm f4

花があると撮りたくなってしまうが、なかなかうまく撮れない。和室の床に一輪挿しを置いたこの写真はそこそこ、気に入っている。新しいレンズ バリオテッサーを導入した。一番最初にレタスの切断面を撮ってみた。

カメラにバリオテッサーをつけて、スペインのアンダルシア地方にいくことができた。雲ひとつない青い空。暑い中歩き回った後の、ファンタ・レモンが最高だった。

グラナダで夕闇に沈んでいく街とアルハンブラを見ることができた。一生忘れることができない夕景となった。次の日、宮殿内で人を恐れない鳩が、水をごくごく飲んでいた。

宮殿内を歩く黒い猫。なんでも絵になるというか。空きっ腹でチョコレートケーキを食べたら、チョコレートが重すぎたのか、胃の調子がおかしくなった。年か。そんな中、深夜にようやく食欲が出てきて、カップラーメンとアルバンブラビールをいただいた。これはこれでおつなもの。スペインで人気のカップラーメン「ヤテコモ」はアジノモト製である。

バルセロナのエルプラッツ空港。私の行った前の日はカタールニャ州の独立派が占拠して、空港が機能していなかった。独立派といえば、電車に乗っていたときに前に座ったおじいちゃんが独立派の黄色いリボンをつけていて、ペンタックス645を持っていた。645はすごく使い込まれて、擦り切れている感じだったが。その姿が印象に残る素晴らしいカメラだった。何より、2019年に中判カメラを使う心意気が素晴らしい。

2019年年末の黒門市場パンデミック前の混雑だ。この時は、中国からの観光客でごった返していた。

靴もよく撮っている。写真は仕事で酷使しているスコッチグレインストレートチップだ。2回オールソールを重ね10年履いている。写真はオールソールした時のもの。10年履くと、革は本格的に磨かなくても、少しブラッシングするだけで光るようになってくる。彦根に行ったときに撮ったひこにゃんひこにゃんは可愛い、でかい。

大阪の街もよく撮っている。ツインタワーの右は、音楽の殿堂フェスティバルホールが入っている。時々、レコードをかけながら、カメラで撮ったりしている。イエロー・チューリップは写真映えするな。

新梅田シティに佇む、謎の物体。高山に行ったときに食べた五平餅だ。

マクロ撮影は、ニコンのマイクロニッコール55mm f2.8をつけて撮ることも多い。左は京都府立植物園の温室で見た蘭だ。樹名札にテンドロビウムうんぬんカンヌンと書かれていた。ジャケット写真を撮ることもある。これは、物憂げな表情のカルロスクライバーブラームスの4番。名盤だ。こうゆう写真を撮って、ブログで文章を書こうと思うのだけれど、大抵は何も書かずに写真を放置している。

ひとつのカメラを使い切ったと思う。思えばこれは、小さくて軽いのが良かったと思う。ペンタ部の出っ張りもないので、カバンに入りやすい。メッセンジャーバックにぽんと放り込んで、フットワークも軽やかに出かけて行けるのが良かった。

 

 



 

 

 

 

SONY α NEX7 〜11年

 ソニーのデジカメNEX7を購入して11年となった。使い始めてから数年は、出先で他の人で使っている人を見かけたが、ここのところは見かけたことがない。たまに中古屋さんで見かける程度だ。あの時、使っていた人達は今どうしているだろうか。カメラ好きでデジタル一眼を11年使い続ける人も珍しいかもしれない。αNEX7が出たときはこれがソニーのフラッグシップだったのだけれど、今やソニーのαはフルサイズでカメラ界を席巻していて頼もしいのだが、ボディレンズの金額がついていけない状態になっている。

 まあ、それはそれとして、11年を迎えて、どんな写真を撮ってきたか、俯瞰してみた。家にはフィルムカメラが何台かあるが、このカメラとどこに行ったとか、結構鮮明に覚えている。自分もNEX7を見ながら色々思い出してみた。

いわゆる開封の儀。購入した時は、キットズーム付きだった。まずは、大阪中之島のバラ園に向かったと思う。絞りを開けて、バラを撮った。

祇園祭宵山の日、街を歩いていたら、すてきな散髪屋さんを見つけて撮った一枚。2012年の大阪中津の貨物列車。当時はJRの貨物列車用線路があって、長大な貨物列車がよく止まっていた。今はもうない。

ブツ撮りもたくさんした。ペリカンデモンストレーターの万年筆と色彩雫の冬柿。山崎蒸溜所に行ったときのお土産。

東京浅草の風景。大阪クラシックの市役所ホール公演。曲はいつものアルルの女からメヌエット

塩野七生さんの本を読んで憧れたヴェネツィアに行けた。「海よお前と結婚する」だったか。ドゥカーレ宮殿で唯一塗りつぶされた元首の肖像画見るの忘れた。フェニーチェ歌劇場に行くと、椿姫の第3幕前半をリハしてて、見学者はロイヤルボックスから見ることができた。ピアノ伴奏でヴィオレッタはそこそこ情感が入っていたが、アルフレードが全く力を抜いてた。まあ、本番頑張ればよろしい。

バチカンの衛兵。伝統的にスイスから派遣されている。デザインはミケランジェロだ。私はミケランジェロより、スイスの傭兵というと、フランス革命のテュィルリー宮殿襲撃を思い出していた。国王を守る900人のスイスの傭兵は全滅したという。鉄の忠誠。右はグランフロント屋上から見た夕景。グランフロント屋上はある時以降立ち入り禁止になってしまった。今、解放したら、外国人観光客に人気になるであろうな。

ユニバにも持っていった。今は人の多い場所は、行く気がしない。兼六園でいただいたお茶と団子。

ゾナー24mm f1.8

ようやく、キットズーム以外のレンズだ。京都の東山を歩いていたときに、気になった花。同日、四条河原町の夕景。きれいな夕焼けを見ると、大袈裟であるが、生きていてよかったと思う。

ズミクロン5cm  f2

と思ったら、今度はライカのズミクロン5センチだ。カメラでカメラを撮るのは変態と思うが、やめられない。右は花火大会の前に淀川河畔をモノクロで撮った。ズミクロンのモノクロ階調は優しい。

再び、ソニーのレンズに戻して、花火を撮ったが、これは写真を撮るより実際見た方がいいなあとなって、撮影をやめた。右は名古屋のトヨタの博物館。

名古屋港水族館のイルカプール。巨大な水槽をゆったりと泳ぐイルカを見ていると何時間でも居れるような気がする。奈良平城宮跡西大寺駅の至近だが、とてものんびりしたところだ。あんな事件が起こるとは。

奈良春日大社と鴨川の水面だ。この辺はゾナー24mmだが、光線の具合がはまると雰囲気良く写る。

有馬温泉に行ったら、栗がたくさん落ちていた。日本で2番目に高いビルになった。あべのハルカス

この青のりを塗したおはぎがたまらん。2019年 明日香村にて、ライカM4と沈胴ズミクロン。またカメラでカメラを撮ってしまう。変態の所業。

 

ちょっと、長くなってしまったので。中断。次回に続く。

 

松本まちあるき

また、信州旅行した時の話。

7月下旬に松本駅に着いたときは、気温38度だった。駅について早々に街歩きを始めたが、中町通りまでやってきて、暑さでダウン。暑いときは無理をしないに限る。

かき氷の店の表記をみると迷わず中に入った。

ほうじ茶のかき氷をいただく。生き返った。

体が冷却されて、歩き出す。なわて通りに行く。こちらは、カエルがテーマになっているようで、カエルの置物やらキーホルダーがたくさん売られていた。

なわて通りはすぐ近くの川に降りれるようになっているのが、趣深い。

松本市立博物館というのができているのか、と思ったら建設中だった。できたら展示も興味がある。さらに歩いていると、マエストロを発見。

松本城に到着。天守への入場は待ち時間が長かったので、中には入らず、外から天守を眺めていた。松本堀は堀が広い。白鳥が佇んでいた。お城に白鳥。。。ローエングリン?。ブラタモリで前見たけど、松本は2つの扇状地が交わるところにあり、水が豊富に出る。都市ができるところには、ちゃんとした理由があるのだな。

暑いのと次の日が早朝から用事があったので、街歩きを早々に諦め、松本駅の近くの蕎麦屋さんでいただいた。美味しかったですね。