MSNのニュースを見ていたら、ロシア兵が脱走して、10年森の中で生活していたという記事に目がとまり、妙に引っかかってしまった。カムチャツカ半島は、北海道より遥かに極北の地。森の生活は冬場は大丈夫なんだろうか?いくらダウンを着込んでも、寒さに耐えきれんだろう。夏場でもクマとか出るだろ。クマ出たらどうすんですかにいちゃん。一体何を食べていくんですか、と、大阪のおばちゃん的な心配をしていたんだけど。良く記事を読んでみたら、古い建材を使って、家を作りそこに暮らしていたとのこと。素晴らしい、私は自分の家を自分の手でビルドするなんてはっきり言ってできない。
人づきあいもなく、長年すごすのは辛いのでは、どうかなあと思ったけど。この方は、森の家から近場に働きにいくこともあったようで、人づきあいもあったようです。どうやら、この方は私が考えるより一枚上手のようです。
人付き合いはあったとしても、脱走兵でありますから、基本一人が多かったんだろうな。どんなことを思いながら時を過ごしていたんだろう。ブリザードの冬に、夏のとっても綺麗と思われる星空の下で、どんなことを考えていたんでしょうね。
現代はグーグルという便利なものがあって、さっそく、話しの舞台となった〜ペトロパブロフスク・カムチャツキーの場所を確認する。グーグルで見る航空写真は夏の様で、萌えたつような緑の中に街が配置されておりました。雪を頂いた火山が印象的。
今日は珍しく、ジョスカン・デ・プレを聴いておりました。意識が遠のくこともあり、なんかポリフォニーが気分にぴったりあうのです。私にとっては大変珍しいことです。動画を貼っておこう。