ローライ35Sであれこれ撮る2

ローライ35Sで撮ったモノクロフィルムの現像が上がってきた。

ISO400のイルフォードHP5で撮った。

長らく使ってきたコダックのTriXは高騰により、今後使うことはないだろう。

夜景からスタートした。露出はiPhoneのアプリで時々測り、あとはテキトーで。

写っていないショットはひとつもなく、ネガフィルムのラチュードのおおらかさに助けられた。

道頓堀にて。人出も少しづつ戻ってきている感じだ。

電飾の派手さでは、ニューヨークのタイムズスクエアの方がすごかったりするが、道頓堀が唯一無二なところは、電飾看板が水面に写ってゆらめくところだろう。

御堂筋を北上する。

大阪から出港する船が帆を張ったデザインとのことだ。綺麗だが、日本は電力逼迫が問題になってきてる。電飾的な綺麗さは見直す時かもしれない。

建築設計者の青木淳さんは、講演会で氏が撮ったと思われる写真を写していたが、フィルムで撮ったのか?と思う写真で、設計や工事中のスタッフも写しているいい雰囲気の写真だった。

場所は変わって、昼間の三宮。昼間にレンズを絞って撮るとよく写る。

三宮は業務中心地区に六甲山系の山肌がぶち当たっているのがいいですね。都市の真ん中にいながら季節を感じる。安倍さんは、先週木曜日に応援演説し、サラリーマンの時は、週末に加古川から三宮に遊びにくるのが楽しみだったと言っていたそうです。合掌。

さんちかでゆるキャラ準備中。

場所は変わって夕刻。ローライ35sの場合は、とたんにピント合わせが難しくなる。紫陽花に合わせたつもりだったが、ぜんぜん合っていない。

夜の帳が下りてくる中で、ピント合わせがさらに厳しい。

これは合った。見てます。

 

結果は、予想していた通り、ちっちゃいボディでちゃんと写るということだった。

新しく手に入れたカメラは評価が甘めになりがちだが、

このローライ35Sはどうだろう。

縦横の大きさはスマホより小さくコンパクト。

カバンに忍ばせて、どこにでも持っていける。

絞れば、シャープでよく写る。

欠点はピントが目測というそれだけだ。

それだけ、我慢できれば、有用なカメラだと思う。