NHKの72時間という番組を良く見ているんだけど、この間東京・有楽町の交通会館での靴磨きの特集をやってて、見入ってしまった。
触発されて、お気に入りの茶靴、パラブーツ・シャンボードを手入れしてみた。
お手入れは、モゥブレイのホームページに出ているような一般的なやり方だ。
ワックスで磨きはしていない。
スムースレザー(一般的な表革)靴のお手入れ方法 | 靴磨き・革靴お手入れ用品 | 株式会社R&D<アール・アンド・デー>
靴好きじゃない人が見たら、古ぼけた茶靴とか見たくねえと思うかもしれない。
でも、私は古ぼけた茶靴、結構好きだ。
色あせて、くたびれた感じが結構好きだ。
電車に乗ってても、味のあるOLD BROWN SHOEを見ると、まじまじと見てしまう。
ベランダに放り出して、例によって撮影。
SONY NEX7にNikon Ai Micro Nikkor 55mmf2.8をくっつけて、f値は5.6固定。
いつものことながら、マイクロニッコールは良く写る。
Nikon 単焦点マイクロレンズ AI マイクロ 55 f/2.8S フルサイズ対応
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また、話がずれてしまった。。。
それはともかく、シャンボードは色カフェ(こげ茶)。サイズは7.5。
アッパーは油をたっぷり含んだリスレザー。ソールは1920年代からずっとパラブーツのアイデンティティ、パラテックス・ソール。いや、私なんかが書くより、靴やとかセレクトショップの記事を見た方が良く分かると思う。
最近、思うのだけれど、靴ってこのアングルからの見え方がかっちょええと思っている。
日が当たって、銀面が光るとにまあとしてしまう。変態である。
盛大にモカ割れ。でも、気にしない。
気にせず、ガシガシ履く、俺のギア。
マイクロニッコールの真価を発揮。チカヨリスギ。きずも汚れも許せてしまう。
Sony NEX7 ,Carl Zeiss Sonnar 24mm f1.8
厳冬期に神戸の洋館に行った時、南向の出窓から日差しが入ってきた。
思わずパシャってしまった。
1枚。
靴が輝くと、なんか幸せである。
音楽は相変わらず平衡を保つために聞いている。
ネトレプコのR・シュトラウス「4つの最後の歌」、バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリン。ネトレプコさんは、ここのところゴージャスだな。失礼。
レハール「メリーウィドウ」ハイライト版。気分のいい時は、この1幕フィナーレがとてもよろしい。ちなみにアドルフ・ヒトラーがとても好んだオペレッタであるらしい。
ウルフルズのベスト盤など。