ペリカン〜M200デモンストレーター

デザインに特化した文房具屋さん。こじゃれた文房具屋さんは、結構面白くって、ついつい見入ってしまいます。仕事柄そんなに文房具も使わないんですけどね。
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一応、建築を生業をしていますけど、今はcomputer aidedなのでCADソフトを使ってパソコンの中で図面は出来てしまいます。主作業がパソコンなので、文房具は汎用品を使っていて、製図用シャーペンは300円のプラスチック製、0.5mmと0.9mm。これが軽くて結構使い良いです。あと図面をチェックする赤ペンHI-TECH-C0.4mm。あと、建築屋必須の三角スケール。まだ、CADが一般的じゃなかった学生の頃の方が、ステッドラーとかロットリングとか使ってた。定規も雲型までばっちりあったしなあ。
デザイン・コンシャスな文房具屋さん、くそ高いモレスキンのノートが並んでいるような文房具屋さんでボーと眺めていたら、なかなか素敵なやつが。

ペリカン・デモンストレーター(通称ペリスケ)
ペリカン万年筆の透明スケルトン、デモンストレーターが4本並んでいます。うーん、素敵だ。初代iMac。いわゆるボンダイiMacのデザインに一本背負い投げされた私としては、透明なボディは魅力的です。1本購入しました。ペン先は一番細いEF。

この透明なボディにもインク通さなきゃ使えないのだな。今、別ので使っている神戸ink物語 波止場ブルーがあるのだがこれは落ち着きのある普段使いできるブルーでした。ペリスケはもうちょっと鮮やかなやつ行きたい。パイロットの色彩雫(いろしずく)から選ぼうと、紀伊国屋書店の万年筆売り場で、ごりごりと書いて色目をみる。

色彩雫のインクは日本の情景が浮かんできそうな素敵な色彩です。そして名称も月夜、紅葉、紫陽花、土筆など日本の季節感たっぷり。どうも世界的に人気のようです。圧倒的人気は、月夜らしいが・・・。私には渋すぎるかな。露草のブルー具合がいちばん好み。でも、波止場ブルーと色かぶるし、透明ボディにいれることも考えて、元気のでそうでおいしそうなオレンジ系にしました。冬柿をチョイス。

インクを吸引します。ペリカンの万年筆は、回転吸引式と言うのだが、スケルトンボディは構造がよく分かる。これはいわゆる注射器といっしょですな。分かってしまうと、すごいシンプルな構造です。(1929年発明らしい)

いっちょあがり。インクタンクの中の気泡がなんだか和みます。

書いてみました。使う用途はたぶん、仕事でメモ帳記入用です。このだいだい色で元気でるかな。