全世界のマニア団結せよ

日本橋 を気ままに散歩した。日本橋は明治の頃は書店が軒を連ね、戦後は電気屋・オーディオ屋、パソコンブームの時はPC屋、パーツ屋、最近はフィギュア・アニメ関連のお店など、いつの時代もマニアの味方だ。

街はウィンドウズやiMacが発売された頃は、沸騰したように人が歩いていたが、ここのところは人出は落ち着いた感じか。人通りの多い箇所は、アニメ関連の店が多い堺筋から西側のヲタロードに移動している。これを見て平安京の中心が鴨川沿いの東側(洛陽とも言われる)に移って行ったのを思い出した。いや別にその時代に生きていた訳ではないのだが。。。
 
あるオーディオ屋さんに行った。薄暗い部屋にラックスマンのアンプにb&wのスピーカーで、シンディローパーがなっている。すんばらしい音だった。しかしながら、b&wはびっくりする値段である。視聴室の暗がりに浮かぶマッキントッシュのアンプの灯りはなんともゴージャスだ。値段もゴージャス。こうゆう、薄暗いリスニングルームで、音楽を聴いている層って。。。
それにしても人が少ない。フロアに私しかいない。時間帯が悪かったのかもしれないが、フロアには、客の4倍のスタッフがいた。
アンプやスピーカーを前にして、腰を落ち着けて音楽を聴くのは好きだけど、そういう趣向の人は少なくなっているのだろうか。

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マツコの知らない世界で紹介されて、話題になっていると思うイヤホン・ヘッドホン専門店へ。
人が多い。
若者も、おっさんも、女の子もヘッドホンを熱心に吟味している。新しいお客さんがどんどん入ってくる。
先ほどのオーディオ屋さんとの対比で考えると、腰を据えて、腕組みして、しかめっ面して音楽を聴くことから、外で活動しながら音楽聴く方向にシフトしているのだろうか。(私は腕組みして、しかめっ面して聴くのも好きです。)
 
壁にヘッドホンがたくさんぶら下がっているので、何個か視聴した。マツコがこれええわ。と言っていたb&wのP7を視聴。うを!いや〜これはいい音。長時間占拠して聞き込んだ。
Bowers & Wilkins(バウアーズ&ウィルキンス)「P7」 P7

Bowers & Wilkins(バウアーズ&ウィルキンス)「P7」 P7

 

 マツコの知らない世界でいつかクラヲタの生態が取り上げられることを楽しみにしている。コンサートゴーアーか音盤に埋もれている人か、どんな人が出てくるだろうか。