大阪クラシック初日

東京五輪の決定は、復興途上にある日本にとって嬉しいニュースになりました。これで仕事増えへんかな。おこぼれでも、こぼれ落ちてこないかな。・・・・いかんいかん、こんな事言ってるのはやぼだ。発想が貧困だ。世界から人が集まり、感動を世界に伝えるこれがいちばん大事なことなのだ。

まあ、クラ好きはホスト都市決定の日も、盆も正月もクラシックを聴く訳で、今日は大阪クラシックに行ってきましたw。オープニング・コンサートの整理券をゲットするため、早起きし、電車にゆられて、7時50分に大阪市役所に到着。早く行ったつもりが、市役所に入ると既に整理券の順番待ちをするクラオタでいっぱいですw。

なぜか写真が反転しています。

なんとか整理券をゲットして、オープニングコンサート@中之島公会堂始まる。大植はんサージェントペッパーズの衣(ジョン・レノンの完全コピーらしい)をまとい降臨。ドボルザークのスラブ舞曲で開幕。続いて、祝祭ものの定番ワーグナーマイスタージンガー、ゆったりじっくりテンポでドライブしてました。

本町に移動する。結構忙しい。相愛学園でラヴェルピアノ三重奏曲。第3楽章重いテーマがひつこく繰り返される。冥界にいざなわれそう。その他の楽章は軽快で洒脱、おフランスの香りです。

次はまた相愛学園でショスタコーヴィチピアノ五重奏曲。2階席まで超満員、立見の満員御礼。これだけ客が入っている感じだとショスタコ室内楽は大阪で商業ベースに乗りそうである。第1楽章ショスタコの執念、第3ショタコの諦観。第2・4楽章は楽しくないのに笑ってるショスタコ(顔がひきつっている)。そんな、感じがしました。

さてさて、次は肥後橋スターバックスで、イザイの無伴奏バイオリン・ソナタ。今日のプログラムで一番興味があったのが、これです。ホール然としていない街のカッフェーにバイオリンというのがいいじゃないですか。会場も車座になったりして一体感があります。
開演前にうとうとしていると大植プロデューサーまたもや降臨。しゃべくり、ウケる。そして、小林亜希子さんの無伴奏バイオリン・ソナタ第2番、第6番が始まります。私にとってイザイの曲はまだまだ難しいんだけど、必死でついていきましたw。それにしてもこの空間で響くバイオリンは、残響が長い訳ではないんだけどいい感じでした。アンコールはご褒美みたいなバッハでパルティータ3番からでした。いやあバッハはよろしいですな〜。写真はバイオリン弾いているところを撮ってるけど、大植プロデューサーが特別に撮影タイムを設けてくれたのですよ。

土曜日まで続きますが、いける日にいこうと思っています。プロデューサー、奏者の方々、ボランティアの方々、感謝しております。