チャイコフスキー〜ヴァイオリン協奏曲


世間的にはラ・フォル・ジュルネ。今日はFMで東京国際フォーラムからの中継を聴いていました。今年はロシア特集。ところどころで子供の鳴き声、叫び声がするのはご愛嬌。「春の祭典」とか聴いていたのですが、曲が苦手でちょっと入っていけない。私ももうちょっとクラシック聞込んでいったら、ハルサイ大好物になる日がくるんだろうか。今のところそういう兆候はない。
プロコイエフの「ピーターと狼」はすっとぼけた音楽が面白い。井上道義指揮、オーケストラアンサンブル金沢。井上さん指揮をしながらナレーションでしゃべるしゃべる。井上さんといえば勝手に強面のイメージを持っていたが、予想外のはじけぶり、役になりきっていてユーモラスだった。
で、チャイコフスキーなんだけど、やっぱりライヴ中継で流れてくるとなんか安心感があって、結局わたしは浪漫派オッサンやんとひとりごちておりましたよ。ケンチクはロシアアバンギャルドとかも好きなんですけど、音楽は旋律がはっきりしたのがこのみだなと。美しい第2楽章は好きなんですが、個人的にいちばんは第1楽章のソリストバイオリンの入るところですかね。今日のライヴではソリストのキリル・トルソワさん、チャイコン初演時のストラディバリのなんちゃらかんちゃら、忘れた、を使用したとのことでした。歴史はつながっていますね。動画はパールマンさん。雑感
写真はいつぞや行った国際フォーラム。ここのホール棟とガラス棟の間にある屋外広場は、木が生い茂っていてほんま気持ちいい。フォーラムって超巨大建築なんだけど、この広場を通っているとあんまり大きさ気にならない。ブロックとブロックの間隙から見える丸の内のビル群の風景もナイス。村野藤吾設計のビックカメラも近くにあって、物欲も満たされナイス。都市の中の好きな空間であります。