ブルックナー〜交響曲第5番


タコ焼き。写真は大阪は会津屋のたこ焼き。ソースなしで頂きます。素朴な味わい。おいしいです。

タワーのクラコーナーをなにげなしにぶらぶらしていたら、タワレコ難波店の今年ヒットしたCD集のコーナーというのがあって、思わず見てしまう。すると、これ買い忘れてたなと言うのがあった。ブルックナー交響曲第5番。フルトヴェングラー指揮ベルリンフィル1942年10月ライヴ。

Symphony No. 5-Live 1942

Symphony No. 5-Live 1942

以前、第三帝国時代のベートーベンのライヴを聴いてすごいなあと思っていたので、ブルックナーもかなり興味ありだった。このCD年間売り上げ20位でびっくりした。もちろんクラシック限定ですが、みなさん好きですね。

冒頭導入部、その時代を思うと観客の咳き込む音までが愛おしい。この曲は第2楽章のアダージョが何と言ってもお気に入り。人生のいろいろ深いものごとを考え込ませてくれる素晴らしい旋律と思っている。行ったこと無いけど、アルプスの雄大な夕焼けを見るようなそんな気持ちにさせてくれる。
第4楽章Finale聴き入ってしまいます。テンポ早いんですが、なんだか雄大。ブルックナーってなんだかとらえどころ無くて、なかなか文章書けないな。いや私の文章力のなさだな。

そういえば、この曲は、何年か前の大阪フィルのライヴで開眼してしまった。それまで1度も聴いた事の無い曲だったのに、壮絶な演奏を目の当たりにし、心底感動してしまい茫然自失。しばらく席から立てなかったのを覚えている。指揮はたしか高関健さん。また大阪で指揮するすがたを見たいなと思っています。