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ニーベルングの指輪

オペラ

 今日はまとまった時間もあり、昼からニーベルングの指輪を聞いていた。こういうのは時間がある時じゃないと聴けない。時間があり、疲れて家でゆっくりしたいけれど、精神が安住をよしとせず、何かしたいんだけれど能動的な事はしたくない時じゃないと聴けない。カイルベルト指揮の1955年バイロイト音楽祭。世間的にも話題になってたCDなんだけど、わたしが手に入れた時はちとタイミングを逃して、遅かった。タワーレコードにおいてなくて、梅田のワルティまで買いに行った。ワルティ・・・好きなCDショップだったのだが。
1955年の録音とは思えない生々しさ。椅子ががたきし言う音も臨場感があって良いという事にしておこう。で、ワーグナーの世界に没頭します。このオペラの世界感は当時としては異質だったんじゃないだろうか。オペラの長さはともかく、世界征服を企む輩が出て来たり、神々、地上人、地底人の3層構成があったり、今でいうならばサイエンスフィクションだ。初演で見た人は???の人も多かったかもしれない。
 私はこのCDを聴いてから、ヴァルナイがお気に入りになった。ブックレットの写真についていた楽屋で凛としたヴァルナイの姿が印象的 。ワグネリアンの方々にはいまさらの話だろうが、Metでリハーサルなしで、ジークリンデを歌ったり、その6日後にブリュンヒルデを歌ったり、凄すぎです。伝説ですね。
 そうこういて、1955年のバイロイトの夏の日を追体験しているうちに日は暮れていくのでありました。ああ、今日はのだめが・・・