山田守〜京都タワー

原広司設計の京都駅から 山田守設計の京都タワーをみる。

ここからのアングルは結構お気に入りです。

 

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建設当時は一大景観論争を巻き起こした京都タワー

京都駅ビルのときも景観論争はあったけど、京都タワー建設のときは司馬遼太郎川端康成土門拳、建築界の御大である丹下健三まで古都にふさわしくないと批判していたという。(TV情報)

それは、きついな〜。

でも出来上がって、今になって、その姿はすっかり、京都の玄関に馴染んだような気がする。

 

私にとっては、びわ湖でワーグナーのオペラを見た後に、京都タワーを仰ぎ見、ラーメンを食べるのが定番。

 

最近、京都タワーいいなと思った。去年北丹後から鈍行を乗り継いで京都盆地までたどり着いたとき、夜の12時ぐらいの時間だった。

京都の街は高い建物が少なく、しかも深夜で街の灯りもおとなしい。遠く京都タワーが見えたとき、小さくゆらめくろうそくの様に見えて、これは趣があるなあと。

そして、帰って来た〜という思いを強くした。(京都人じゃないけど)

山田守はこうゆうストーリーをつくりたかったんじゃないかな。

そう思ったのでした。

 

 

 

 

シベリウス〜ヴァイオリン協奏曲

 

今週のお題「ゲームの思い出」

つい最近ニンテンドー・クラシック・ミニを入手。

 私のゲームの思い出といえば、初代ファミコン

スーパーマリオが思い出ぶかいですねえ。

あと、ナムコアーケードゲームの名作ゼビウス

ゲーセンでゼビウスを初めて見たときの衝撃。

それが、家庭用のゲーム機に移植されるなんて。

熱狂してかなり、やりこんだんだけど、いつも全ステージの半分も行かずに玉砕してました。(ちなみにゼビウスニンテンドー・クラシック・ミニに入ってません)

その後はなぜかゲームにはまらず暮らしてました。

今、何十年ぶりのゲーム機を手にしている訳です。

 

まあ、ゲームはいいとして、

先週は今まであまり聴いてこなかった曲を聴いてみようとシベリウスのVn協奏曲を聴いていた。

 諏訪内さん、オラモさん指揮、オケはバーミンガム

シベリウス/ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲

完璧なジャケ写だなあ。


Sibelius: Violin Concerto / Suwanai Ashkenazy Philharmonia Orchestra (2008 Live)

アシュケナージさん指揮の動画もあるのだなあ、貼っておこう。(後で見てみよう)

諏訪内さんのライブも行ってみたいものです。

 

忘れていたけれど、この曲は実演で聴いたことがあった。

ソリストヒラリー・ハーンさんで、場所は昔のフェスティバル・ホールだったと思う。

自分の記憶力に疑問を感じる今日この頃。

 

 

 

 

ラヴェル〜ピアノ協奏曲

 地震の次は雨ですか。。。

 

今日は所用で梅田に行ってきたですが、ディスクユニオンに立ち寄った。

セールのためか、人が多い。

室内楽のレコードをしっぽりと聴きたいなあと思い。

首尾よく1枚ゲット。

レコードなんて、買うの久しぶりだな。

 

とぼとぼと帰っていると、街の風景が変わっている。

阪神百貨店ができたのだな。

しかし、大通りのアイストップとなっている建物を見ていたら、

微妙だな。

たくさんの凧が並んでいるみたいだ。 

 

阪急メンズのセールに寄ってみる。

最近靴に興味があるので、靴売り場に直行する。

セール品でピンと来たのが、白のフルブローグの靴ぐらいだった。

マイサイズなし。

白・黒コンビとか白の革靴は以前から興味がある。

これは前見た映画(ララランド)の影響かなあ。

しかし、冷静に考えると、汚れやすそうなので躊躇する。

 

 聴く欲は今週も衰えず。

ラヴェル:ピアノ協奏曲、他

今週聴いていたのは、ラヴェルのピアノ協奏曲。

フランソワ、クリュイタンス、パリ管。

いつもの「名盤」検索の結果でチョイス。

元気いっぱいの第1楽章もいいけど。

第2楽章、すばらしい。

とぼとぼ、歩いていたら、ふと大事なすばらしいことを思い出すような、

たとえがあれだが、そんな感じがするのです。

 

 

 

ショパン〜ピアノ協奏曲第2番

今週のお題「2018年上半期」

 

この前の大阪北部の地震でCD棚が倒れた。

CDががらがらがっしゃんと音をたてて散乱したらしい。

余震が来ると危険なので、しばらく床に置いていた。

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金鳥のかとり線香のパッケージがなんの違和感もなく同化しているのがいい。

 

整理していると、あんなディスクもあった、こんなディスクもあったと思い出した。

私は夏になるとロマン派めんどくさくなる癖があって、

もう梅雨の雨雲もどっかいったような気がする今日この頃。

今のうちに、がっつりロマンな曲聴いとこうと思い立った。

フルサイズコンポのアンプを温め(真空管入っているので)、ヴォリューム大きめで流す。

(ロマン派が聞けなくなるのは、自然環境下で、いわゆるエアコンが効いているとロマン派聴ける。ロマンのラスボスみたいなワーグナーも)

今日聞いていたのは、カティア・ブニアティシヴィリショパン ピアノコンチェルト第2番。

ショパン作品集

なんか、目のやり場に困るジャケット写真ですが、コンチェルトを聴き始めると、そんなことは頭から消え去り、ショパンの世界に連れて行ってもらった。

第2楽章はう〜ん、美しい。ショパンのコンチェルトは2番もお気に入りになった。

これから、凶暴な太陽光線の季節だけど、秋になったらじっくり聴いてみよう。

 

 

 

 

帰宅困難

今週月曜日に大阪北部で大地震

私は電車に乗っていたので、それほど揺れは感じなかった。

家にいれば震度5強を体験していたはず。

5強はめちゃくちゃ怖かったはず。

私は神戸で震度7を体験しているが、

地震にはまったく耐性がつかず、

震度3で飛び上がるほどこわい。

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会社にはなんとか出たけれど、大阪北部の電車はまったく動かない。

夕方になっても北部の電車は動かないので歩いて帰ることにした。

大阪市の中心部から北部に向かうときに関所となるのが、淀川。

淀川を徒歩で渡れる新御堂の歩道に向かって、帰宅者が集結。

長大な行列が出来る。

30分待って、橋に上がることができた。

 

ニュースでもよく映し出されていた新御堂の橋を渡る。

頭上にはヘリが2機。

ここで大きい余震が来たらやだなあと思う。

 

大きいスーツケースをころころ転がしている観光客が多い。

新御堂沿いはホテルも多いし、街にこんなに観光客がいるんだと思った。

多分、南に向かう人は、関空へ。

北に向かう人は新大阪から他の街に行くのだろうか。

 

橋を渡って、歩いていると、歩道は綺麗で、舗装のタイルは所々ひび。

神戸のことを思い出す。

あのときは電車が動いている西宮に向かってひたすら歩いたけれど、

歩道もがれきだらけで、歩きづらかった。

歩道橋も落ちて、交通網が寸断されていたしな。

 

新大阪駅のピチョン君の表示を見ると 24度で、爽やかな風が吹いていたのが救い。

そこそこの疲れだけで、家にたどり着けました。

 

やはり、忘れた頃にやってくる。

備えをしなければと思いました。

 

 

シューマン〜ピアノ協奏曲

あるとき、時間を潰すために梅田のジャズ喫茶に入った。

そこでは、私にはわからないジャズが流れていて、お客さんとマスターの会話が弾んでいた。

ある男性はNHKで放送しているアニメ版のピアノの森が面白いという話をしていた。

ある女性はそのとき放送していたおっさんずラブというドラマがここ数年で自分にとって最大のヒットで、マスターも絶対見るべきだと強力にプッシュしていた。

マスターは、え、おっさん・・・と戸惑ってはった。

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梅田といえばファイヴの観覧車・・・Nikon new FM2にKodak Tri-X。

 

そんなこともあって、おっさんずラブ。第2話から見てなかなか楽しめたですが、今後吉田鋼太郎のハードボイルドな演技を見たときは、くすっと笑ってしまいそうである。

ピアノの森のアニメ版はずっと、見ていて、面白いなあと。

その影響で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(ツィメルマン小沢征爾指揮)や、ショパンのワルツ集を聴いておりました。ショパンのワルツ集は、名盤web検索でリパッティがヒット。夜中に聴いていたら、しっぽり、すっぽり、ああこれはLPを探しにいくかと思う。

本日、青空が広がる中、JR京都線の横を歩いていて、東に向かう長大な貨物列車を見ていたら、なんだか強烈にシューマンのコンチェルトが聴きたくなり、またしてもリパッティカラヤン指揮フィルハーモニア・オーケストラのを聴いたのですが、胸が締め付けられる冒頭の旋律から、最後まで虜になりました。素晴らしい。

リパッティの芸術2 グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲集

やはり、私はヒストリカル脳なのだろうか、このぐらいの年代のが、頭に突き刺さってくる。

 

 

 

 

ベートーベン〜交響曲第1番

近頃は奈良・京都・ゆにばのブログ記事で、クラシック音楽についての記事を書いてなかったが、日々欠かさず何かは聴いていた。

配信サービスは検索すればなんでも聴けて便利だけど、ありがたみが薄れ、聴き流ししてしまう。

1枚、1枚を慈しむように聴いてみるかと思い、久しぶりにLPプレーヤーで聴くことにした。

しまってあったソニーの廉価なアナログプレーヤーを押入れの天袋から取り出す。

SUMIKOのMM型のカートリッジがついている。

SUMIKOはアメリカのメーカーで、社長の奥さんが日本人で、名前がSUMIKO...たしかそんな話だったと思う。

 

数少ない手持ちのLPから選んだのは、

ブルーノ・ワルター指揮のベートベン交響曲第2番と第1番。

若きベートーベンの交響曲

第1番の第4楽章の疾走感が好きで、青春だなあ?と思う。

私の音楽再生環境では、アナログがCDを凌駕するというところまでいかないが、

雰囲気を楽しんでおります。

ベートーヴェン : 交響曲第1番&第2番

 上のジャケット写真は、CDのを貼った。

この手のジャケットは、インスタ映え的には、どかなー?って感じだけど、

中にパッケージされた音楽は最強です。